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2021-01-09(Sat)

アニメ映画「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編<4DX版>」

2020年10月16日(金)に公開されて大ヒットしている
映画「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」。

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日本の歴代興行収入1位に君臨していたあの「千と千尋の神隠し」を
公開から僅か2か月半で抜いた超話題作。

12月26日(土)には4DX版が公開されたこともあり、
29日(火)に家族で観に行ってみる

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この映画を鑑賞するのは、
みっきぃママはこれで3回目、娘は2回目、そしてパパは初めて。

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4DX版については全員初めて。

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結構激しくシートが動いたり、振動したり、
マッサージチェアの様に背中の一部が押されたり、
水しぶきがかかったり、耳元でプシュッと空気が出たり、
風が吹いたり、匂いがしたり、
スクリーン近くでスモークが出たり、雪のようなものが降ったり・・・。

ディズニーランドのアトラクションのよう

12月26日から配布されている入場者プレゼントのキーホルダーも無事ゲット

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映画はというと、絵がキレイで音響が素晴らしい

ストーリーもよくまとまっているので、
鬼滅の刃にそれ程詳しくなくても単独のアニメーション映画として楽しめる。

コロナで大打撃を受けた日本映画界の救世主とも言われたこの作品。
間違いなく2020年の日本映画界一番の貢献作

12月27日までで324億8千万円の興行収入を記録し、
まだまだその記録を伸ばしそうな勢い。

更に1月3日までで346億円と凄い勢いが続いている。

このままいくと2021年後半には400億円を超えるのでは?

みっきぃパパ

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2020-11-07(Sat)

第33回東京国際映画祭・TOKYOプレミア2020、チュニジア映画「皮膚を売った男」

第33回東京国際映画祭、2番目に観賞したのは、
「TOKYOプレミア2020」部門に出品の「皮膚を売った男」。

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11月1日(日)13:00~
TOHOシネマズ六本木ヒルズ・スクリーン9にて。

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例年「コンペティション」、「アジアの未来」、「日本映画スプラッシュ」
の3つのコンペティション部門にて各賞が選出されるが、
今年はそれらを1つの部門「TOKYOプレミア2020」に統合し、
賞は「観客賞」の1本のみとしている。

つまり「皮膚を売った男」も今回の唯一の賞「観客賞」の候補作品の一つである。

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例年観客賞の投票用紙は、
入場時にスタッフが観客に一枚ずつ手渡しで配布しているが、
今年はテーブルに投票用紙が置かれ、鑑賞後に箱に入れるシステム。

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映画「皮膚を売った男」・・・

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 原題: L'Homme Qui Avait Vendu Sa Peau
 英題: The Painting of Evil
 監督・脚本: カウテール・ベン・ハニア
 撮影監督: クリストファー・アウン
 編集: マリー=エレーヌ・ドゾ
 美術: ソフィー・アブデルケ
 衣装: ランダ・ケデール
 音楽: アミン・ブハファ
 キャスト: モニカ・ベルッチ、ヤヤ・マへイニ、ディア・リアン、
       ケーン・デ・ボーウ、ヴィム・デルボア他
 製作国: チュニジア、フランス、ベルギー、スウェーデン、ドイツ、
       カタール、サウジアラビア
 言語: アラビア語、英語、フランス語
 製作年: 2020年
 上映時間: 104分

ストーリー・・・

 シリアに暮らす一人の男性サム(ヤヤ・マへイニ)。
 突然の不法逮捕により身を隠すことになり、隣国レバノンのベイルートへと逃れる。
 そこで知り合ったのはベルギー人の芸術家。
 サムはその芸術家に自分の背中の皮膚を売ることに。
 皮膚を売る・・・それは背中に刺青を入れ、生きる芸術作品として展示されるということである。
 サムの背中にはシェンゲンビザのデザインの刺青が刻まれ、
 そしてサムはベルギー・ブリュッセルへと渡る・・・。

美術館の展示室で展示品として佇む男性。
光と影と刺青のコントラストが美しい
ステンドグラスを背景にしたカットも素晴らしい

芸術的なビジュアルが映えるカットが多く、全般に美しい作品。

また、美しいだけでなくドラマとしての起伏もあり、最後まで飽きない。

芸術家にとっては大きな問題である表現の自由、難民の人権問題、
そして難民の移動の自由の問題などにも踏み込んだ部分もあり、
幅広い要素を取り込んだ作品であるが、
脚本が良くできているため、よくまとまっている印象

観客賞の投票は、4段階中最高点を付ける。

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みっきぃパパ

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2020-11-06(Fri)

第33回東京国際映画祭・ワールド・フォーカス 台湾電影ルネッサンス2020「悪の絵」

第33回東京国際映画祭、最初に観賞したのは、
「ワールド・フォーカス 台湾電影ルネッサンス2020」部門に出品の
台湾映画「悪の絵」。

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11月1日(日)10:20~
TOHOシネマズ六本木ヒルズ・スクリーン3にて。

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「ワールド・フォーカス」は、海外映画祭出品作、海外映画祭受賞作品、
日本未公開作品を特集する部門で、
その中で今年は台湾特集として3年振りの「台湾電影ルネッサンス」を開催。

「台湾電影ルネッサンス2020」では、「悪の絵」を含む4作品を上映。

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映画「悪の絵」・・・

 原題: 惡之畫
 英題: The Painting of Evil
 監督・脚本: チェン・ヨンチー(陳永錤)
 撮影監督: チェン・チ―ウェン
 美術: リー・ティエンジュエ
 編集: チャン・ヘンルー
 音楽: トマ・フォゲンヌ
 録音: リン・シャンポー
 衣装: ソン・クワンイー
 キャスト: イーストン・ドン、リバー・ホァン、エスター・リウ、ワン・ジェンリン、
       リン・ジーチェン他
 製作国: 台湾
 言語: 北京語
 製作年: 2020年
 上映時間: 82分

ストーリー・・・

 ある台湾の刑務所。
 名のある画家シュー・バオチン(イーストン・ドン)は
 刑務所を訪問し服役中の受刑者たちに絵を教えている。
 その中に若い死刑囚ジョウ・ジャンティン(リバー・ホァン)がいる。
 ジョウは3年前、バスの運転手を殺害し群衆にバスで突入し、
 その後バスを降りて通行人を次々に刃物で襲った猟奇的大量殺人犯。
 画家シュー・バオチンは死刑囚ジョウ・ジャンティンの描く絵に魅せられ、
 ジョウの芸術的才能を感じ、多くの人に見せたいと展覧会を開催する。
 しかし、被害者や遺族から猛烈な抗議を受ける。
 加害者、加害者の家族、被害者や遺族と接触した画家シュー・バオチンは・・・。

芸術作品というものは、
その作者の置かれた背景と切り離して評価され得るものなのか・・・?

抽象的な絵画と抽象的な映像表現。

芸術的センスが光る作品。

死刑囚を演じた俳優の表情の演技が素晴らしい
微笑みの奥に潜む闇。
大胆かつ繊細な絵画、そしてそこに見える闇と光。

82分という短い作品ながら、人物描写が巧みであり非常に見ごたえのある作品

みっきぃパパ

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2020-11-05(Thu)

第33回東京国際映画祭

2009年の第22回から毎年観に行っている東京国際映画祭、今年も参戦

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今回の第33回東京国際映画祭は、
2020年10月31日(土)~11月9日(月)でただ今開催中。

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今年は新型コロナウイルスの関係で開催がどうなるか心配だったが、
例年から形態を変えた上での開催。

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例年「コンペティション」、「アジアの未来」、「日本映画スプラッシュ」
の3つのコンペティション部門にて各賞が選出されるが、
今年はそれらを1つの部門「TOKYOプレミア2020」に統合し、
賞は「観客賞」の1本のみとする新しい試み。

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そういうわけで今年の部門は、
「TOKYOプレミア2020」、「特別招待作品」、「Japan Now」、
「ワールド・フォーカス」、「ジャパニーズ・アニメーション」、
「日本映画クラシックス」、「ユース」。

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メイン会場は例年通り、TOHOシネマズ六本木ヒルズ。

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東京メトロ・六本木駅改札前には例年通り映画祭の巨大な看板。

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そして六本木ヒルズへ向かう地下通路には上映作品のポスターギャラリー。

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ここを通ると『映画祭に来たな~』という感じで気分が盛り上がる♪

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でも今年は縮小バージョンの映画祭で、六本木ヒルズは少し寂しい感じ。

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ここはいつも映画祭のポスターが飾られるが、今年は無し。

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TOHOシネマズ六本木ヒルズの入口は映画祭のポスターで飾られているが・・・、

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この空間は例年の様な華やかさは無い。

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映画館の飲食物の売店もクローズ。

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開催側は感染リスクを減らすあらゆる手段を講じてはいるが、
自分でも感染リスクを少しでも減らすため、2本のみの鑑賞として、
あまり長く滞在しない様にしたり・・・。

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今年鑑賞した2本とも海外作品だったが、
いつのも様な製作者や俳優が来日してのトークイベント等はなく、
いずれも別途オンラインイベント「TIFFトークサロン」での対応で、
前日朝9時までの申し込みとのこと。

来年は今まで通りの映画祭が開催されることを願いたい。

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みっきぃパパ

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2020-04-12(Sun)

大林宣彦監督逝去

昨日、大林宣彦監督の訃報が入ってきました。

亡くなったのは一昨日4月10日(土)だったそうで、
新作映画「海辺の映画館-キネマの玉手箱」の公開予定日でした。

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、公開は延期に。

昨年秋の東京国際映画祭では、「Japan Now 映像の魔術師 大林宣彦」部門で、
数々の大林作品が上映されました。


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11月3日(日)の「さびしんぼう」上映時には、
富田靖子さん、小林稔侍さんと共に登壇予定でしたが体調不良の為、急遽欠席。
この時から心配はしていました。


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今年の2月には尾道映画祭に参加予定でしたが、
尾道映画祭もコロナウイルスの影響で開催中止に。

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「さびしんぼう」のロケ地のひとつ、尾道の西願寺で住職と話した時にも
大林監督との思い出話も聞かせてもらいました。


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過去に大林監督のお姿を見たのは、2016年8月13日(土)のことで、
角川シネマ新宿などで開催されていた「角川映画祭」で、
「時をかける少女」上映前のトークショーの時。


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約40分、貴重な話を聞くことが出来ました。

ご冥福をお祈り致します。

みっきぃパパ

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2019-12-15(Sun)

アニメーション映画「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」

11月8日(金)に公開になったアニメーション映画
「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」、
11月23日(土)に家族で観に行く♪

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娘がすみっコぐらしが大好きなので、前から観に行くことは決めてはいたが、
公開されてみると巷の評判の良さにびっくり。

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映画館のグッズコーナーのグッズもほぼ売り切れ。

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映画のパンフレットはゲット。

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「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」・・・

 監督: まんきゅう
 脚本: 角田貴志
 原作: サンエックス
 ナレーション: 井ノ原快彦、本上まなみ
 主題歌: 原田知世「冬のこもりうた」
 製作国: 日本
 言語: 日本語
 製作年: 2019年
 上映時間: 65分

子供だけでなく大人もなかなか楽しめる内容。

子供が観るには上映時間も適切♪

満足らしい。

原田知世さんが唄う主題歌も映画の世界観と合っていてなかなか

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みっきぃパパ

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2019-12-07(Sat)

第32回東京国際映画祭・コンペティション、イラン映画「ジャスト 6.5」

第32回東京国際映画祭、6番目、最後に観賞したのは、
「コンペティション」部門に出品のイラン映画「ジャスト 6.5」。

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11月4日(月)16:20~
TOHOシネマズ六本木ヒルズ・スクリーン2にて。

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映画「ジャスト 6.5」・・・

 原題: Metri Shesh Va Nim
 英題: Just 6.5
 監督: サイード・ルスタイ
 脚本: サイード・ルスタイ
 音楽: ペイマン・ヤズダニアン
 撮影: フマン・ベーマネシュ
 編集: バーラム・デーガン
 美術: モーセン・ナスロラヒ
 録音: イラジュ・シャーザディ
 キャスト: ペイマン・モアディ、ナヴィド・モハマドザデー、ファルハド・アスラニ他
 製作国: イラン
 言語: ペルシャ語
 製作年: 2019年
 上映時間: 134分

今年のヴェネチア映画祭でプレミア上映されていたので、
今回はアジアン・プレミア。

イランの作品。

劇中で刑事が「麻薬中毒者は100万人から650万人に増えた」というセリフがあって、
これが映画のタイトルの「ジャスト 6.5」の由来。

警察と麻薬組織との闘い。

スピード感が凄い。

そして非常に娯楽性に優れた作品。

コンペティション部門ということで、観客賞の投票用紙は最高点を付けて提出。

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結局この作品は、今回の第32回東京国際映画祭において、
サイード・ルスタイが「最優秀監督賞」を受賞し、
ナヴィド・モハマドザデーが「最優秀男優賞」を受賞ということで、
見事2冠を達成

・・・・・・・・・・

上映後はQ&A。

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登壇者は、サイード・ルスタイ監督とナヴィド・モハマドザデー。

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司会:
 「桁外れの作品を日本のコンペで紹介させて下さり、本当に光栄」

ルスタイ監督:
 「自分のこの作品をエンジョイできますようにお祈りしていました」

ナヴィド・モハマドザデー:
 「この美しい日本、そして本当に礼儀正しい日本の皆さんにお会いできて嬉しい。
  この2~3日は本当にエンジョイした。日本に来る夢が叶って嬉しい」

観客:
 「ジャポネという売人が出て来たり、ヤクザの様に自害したという話があったり、
  最後は絞首刑ということで日本にもそういう制度があるので、
  日本の観客にとっては、凄く映画に入り込むことが出来た。
  日本を絡ませたということにどういう意図があったのか?」
ルスタイ監督:
 「一番最初に脚本を書いていた時、
  あるキャラクターが登場していて、彼が日本から帰って来て日本に興味があって、
  日本との仕事をしていて、ヤクザの話もしているというキャラクターはいたが、
  それは一番最初のドラフトの話なので、
  その次のドラフトではそのキャラクター自体は無くなった。
  その役者の顔がとても日本人っぽかった」

観客:
 「麻薬の工場を爆破した後に、一生懸命弟のことを呼んでいた時に、
  カラスが鳴いたが、あれは本物か?それともSEか?」
ルスタイ監督:
 「それは後から足した音。爆発のシーンは後からCGで結構直したりした」

観客:
 「イランでは逮捕された人がどんどんたくさん牢屋に入ってきたりとか、
  死刑の人が複数人いっぺんに死刑になる様な状況というのは、
  映画としてのお話なのか?現実としてのお話なのか?
  また、何故その様に描いたのか?」
ルスタイ監督:
 「大勢を捕まえて、大勢をいっぺんに死刑にするというのは無いかもしれない。
  色々な地域で例えば麻薬売買で捕まった人達は、一人一人の裁判が長引いたり、
  すぐに結論が出たり、色々あり、ただたまたま死刑執行の日が一緒になると
  その何人かの死刑が一緒になることはあるが、
  それは一緒にグループとして捕まった人達ではなく、
  たまたま色々な地域で捕まった人達が一緒になって死刑が行われることはある。
  これはリサーチの上、この様な感じかと理解した」

司会:
 「凄く圧迫感のある撮影だったと想像するが、どのシーンが一番大変だった?」
ナヴィド・モハマドザデー:
 「圧迫感については、皆大勢で一つの大きな部屋に入って、
  場所が無いのでトイレの中で電話で話しをしていて、
  そこで自分の元の恋人が自分の名前を出してしまったとか、それでイライラして、
  ホースで皆に水をかけるシーンがあるが、
  それは本当に気持ち的にはとても圧迫感を感じて、苦しかった。
  そしてもう一つ、物理的に圧迫感を感じたのは、
  監獄でどんどんたくさん人が増えて来て押されて、物理的に圧迫感を感じた。
  一緒にエキストラとして入っていた人達は、普通の素人で、
  自分達をコントロール出来なかった人達だったので、結構押されてきた。
  大勢の素人が出ているので、監督がOKを出しても、
  後でモニターを見ていると、誰かがじっとカメラを見ていたりとか、
  仕方なくまたリピートすると、また同じ様にやらないといけないので、
  素人が失敗してしまうと、何度も苦しいシーンを撮り直したりしていた」

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観客:
 「収容所に大量に人が収監された場面。私達は女性だから服を脱がないと言った人達。
  その人達はトランスジェンダー男性かなと思ったが、それに対しての考えは?
  また、収容所のとても劣悪な環境。そこの場面は現実を反映しているのか?」
ルスタイ監督:
 「トランスジェンダーではない。
  私はとても現実的な映画をいつも撮りたいと思っている。
  前の作品もこの作品も現実に基づいて撮りたいと思っている。
  但しこれは映画である。自分にとって一番大切なものは物語とフォーム。
  そのフォームと物語だけには、
  ドキュメンタリーにも現実にも負けない様な考えを持っているので、
  手を入れてしまう。
  自分が大切にしている物語とフォームを考えた時、
  現実からちょっと離れても良いと思っている」

観客:
 「ナヴィドさん演じる麻薬王について。悪役なのに魅力的に描かれている。
  主人公の刑事よりもキャラクターが描かれている。
  監督は特別な思いで麻薬王を描いたのか?
  そしてナヴィドさんはどの様に役作りをしたか?」
ナヴィド・モハマドザデー:
 「私は映画を観ると悪役派になってしまう。
  描き方にもよるが、悪役を白黒ではなくグレイで描いてしまえば、
  我々が映画を観る時、悪役を好きになってしまうことがある。
  この悪役は一人の人間で家族を愛している。勿論悪いこともしてしまう。
  家族を崇拝している凄い人間である。
  私は役者として自分が演じてる役を後から観て、
  弁護できる様な役をいつもやりたいと思う。
  例えばもしいつかヒトラーの役をやることになった場合、ヒトラーを好きになるかもしれない」
ルスタイ監督:
 「僕は作らないけど(笑)」
ルスタイ監督:
 「麻薬王ナセルを見てシンパシーを感じること。
  これを書く時、撮る時、皆が映画を観た時ナセルへの気持ちが動くような撮り方をしたいと思った。
  もうひとつ音楽について説明したい。音楽家が音楽を作る時、誰の為に作るのか?
  と聞かれた時、全てのシーンでナセルの為に作ってくれと言った。
  自分が映画を観る時、完全な悪人は見たくない。
  自分がナセルを描く時、普通の人間で私達の周りにもいるかもしれない人間を描きたかった」

観客:
 「最終的にはイランの中でも麻薬を使う人が結局増えてしまってるということだが、
  イランの人々を麻薬に駆り立ててしまう一番の社会問題はどういうものなのか?」
ルスタイ監督:
 「色々リサーチしたが、イランだけでなく全世界で麻薬は増えてしまっている。
  それでこの物語を作った。私は社会派の監督なので、
  その時その時で社会問題になって疑問を持つものを映画にしている。
  これから作る新作はまた自分が疑問を持っているものであるが、
  今の作品や前の作品とは関係ない話となると思う」

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みっきぃパパ

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2019-12-06(Fri)

第32回東京国際映画祭・ユース、ラトビア映画「アウェイ」

第32回東京国際映画祭、5番目に観賞したのは、
「ユース TIFFチルドレン」部門に出品のラトビア映画「アウェイ」。

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11月4日(月)14:10~
TOHOシネマズ六本木ヒルズ・スクリーン8にて。

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「ユース」部門では、
主にティーンズとチルドレンを対象にし、若者や子供たちに映画の魅力を伝える。

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映画「アウェイ」・・・

 英題: Away
 監督・脚本・音楽・音響・編集: ギンツ・ジルバロディス
 製作国: ラトビア
 言語: セリフなし
 製作年: 2019年
 上映時間: 75分

珍しいラトビアのアニメーション作品。

セリフは一切なく、映像と音楽だけの物語。

不思議な島にパラシュートで不時着した主人公の少年。
黒い巨大な怪物に追われながら、
様々な困難を乗り越えながら旅していく物語。

映像が美しい

オアシスの夜空、鏡の湖、森林、雪山などなど。

この美しいアニメーションは、4つの章から成る。

Chapter 1 "Forbidden Oasis" ・・・ 第1章「禁断のオアシス」

Chapter 2 "Mirror Lake" ・・・ 第2章「鏡の湖」

Chapter 3 "Dream Well" ・・・ 第3章「夢の井戸」

Chapter 4 "Cloud Harbour" ・・・ 第4章「雲の港」

途中で主人公に懐いて行動を共にする黄色い鳥がかわいい

主人公と一緒に丸まって寝たり

この黄色い鳥の成長を背景に少年の成長が感じ取れる描写が素晴らしい映像表現

この作品は舞台挨拶、Q&Aなどのトークイベントは無し。

みっきぃパパ

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2019-12-05(Thu)

第32回東京国際映画祭・特別招待作品、日本映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に[特別先行版]」

第32回東京国際映画祭、4番目に観賞したのは、
「特別招待作品」「この世界の(さらにいくつもの)片隅に[特別先行版]」。

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11月4日(月)10:20~
TOHOシネマズ六本木ヒルズ・スクリーン7にて。

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スクリーン7は一番大きな劇場である。

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映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」・・・

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 英題: In This Corner (and Other Corners) of the World
 監督: 片渕須直
 脚本: 片渕須直
 監督補・画面構成: 浦谷千恵
 キャラクターデザイン・作画監督: 松原秀典
 美術監督: 林孝輔
 音楽: コトリンゴ
 原作: こうの史代「この世界の片隅に」
 キャスト: のん(北條すず)、細谷佳正(北條周作)、尾身美詞(黒村径子)、
       稲葉菜月(黒村晴美)、牛山茂(北條円太郎)、新谷真弓(北條サン)、
       岩井七世(白木リン)、小野大輔(水原哲)、潘めぐみ(浦野すみ)他
 製作国: 日本
 言語: 日本語
 製作年: 2019年
 上映時間: 160分

2016年に公開された「この世界の片隅に」が深くなって、
「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」となって登場。

ワールド・プレミア。

160分と、かなり長い作品となったが、
舞台挨拶での監督の話によると更に数分長くなるとのこと。

12月20日の公開時には、
いくつかのエピソードが追加された完成版が劇場公開される。

今回東京国際映画祭で上映されたのは、特別先行版。

・・・・・・・・・・

上映後は舞台挨拶。

登壇者は、のんさん、岩井七世さん、コトリンゴさん、片渕須直監督。

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新しいシーンに合わせて音楽も新たに加えたとのこと。

前作との違いについての話などが興味深い。
前作では描かれていなかったことなど。
すずと義姉との関係が重要。でも人生はもっと複雑である。
すずが何を考えていたのかを想像できる内容になっているはずとのこと。

リンと周作の秘密についても描かれている。

12月20日に公開される完成版を是非まだ観てみたい。

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みっきぃパパ

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2019-12-01(Sun)

第32回東京国際映画祭・CROSSCUT ASIA、ベトナム映画「死を忘れた男」

第32回東京国際映画祭、3番目に観賞したのは、
「国際交流基金アジアセンター presents
CROSSCUT ASIA ♯06 ファンタスティック! 東南アジア」部門に出品の
ベトナム映画「死を忘れた男」。

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11月3日(日)20:10~
TOHOシネマズ六本木ヒルズ・スクリーン9にて。

「CROSSCUT ASIA」(クロスカット・アジア)とは、
アジアの国・監督・テーマ等に焦点を当て、アジア映画を特集する部門で、
今回は6回目となり「ファンタスティック!」をテーマにしている。

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映画「死を忘れた男」・・・

 原題: Nguoi Bat Tu
 英題: The Immortal
 監督: ヴィクター・ヴー
 脚本: ヴィクター・ヴー、ティロケイ・グエン
 キャスト: クァック・ゴック・グアン、ディン・ゴック・ジェップ、ジュン・ヴー、
       タン・トゥ、フランソワ・ネグレ他
 製作国: ベトナム
 言語: ベトナム語
 製作年: 2018年
 上映時間: 130分

ベトナムのホラー作品。

テーマは輪廻転生。

黒魔術による不老不死の力を得て300年以上も生き続けている男フンの物語。

全編に散りばめられた緊張感と美しいカットの数々

美しい海岸や洞窟のカットは、緊張感のあるカットに挟まれながらも癒される

その洞窟は、
世界最大規模と言われる、ベトナム中部の「ソンドン洞窟」とのこと。

現代のベトナムの大都会からベトナムの戦争前の時代まで
様々な時代のベトナムを描く

70年にも渡る物語であるが、
脚本がしっかりしている為、ストーリーの理解もしやすい。

黒魔術により不死を手に入れた主人公だが、
生きるとは何か?死とは何か?についても考えさせられる。

脚本、演出、音響、映像表現、役者の演技力、全てに渡り素晴らしい

日本での劇場公開を願いたい。

・・・・・・・・・・

上映後はQ&A。

ヴィクター・ヴー監督が登壇。

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ヴィクター・ヴー監督:
 「今回お招き頂きたいへんありがたく感じています。
  日本に来るのは今回3回目。大変嬉しい」

観客:
 「今回の物語はどの様に考えた?」
ヴィクター・ヴー監督:
 「元々超常現象とかホラー映画などに興味を持っていた。
  ベトナムにおいては文化の日々のありように精神性というものが大きく役割を担っている。
  そういう訳で、生きること、死ということついてのこの大きな疑問に、
  随分以前から心を惹かれていた。
  主人公が死に直面した時に、自分を不死身にしてもらうという機会を得るが、
  この様に自然に反することをしてしまうと、その結果がどんなものになるのか
  ということにとても興味があった。
  人間はずっと昔から常に死にどう向き合うかについて、
  様々な精神性、或いは魔術の様なものを使って、対処してきた。
  それはより良く生きることのためだったとは思うが、
  この場合は主人公がそういった力を借りて不死身になるわけだが、
  そこで出て来る疑問は、自然に反すること、ある意味では神に歯向かうこと、
  特に黒魔術を使ってそういうことをした場合、その結果がどうなるのか、
  その答えは今日の映画でご覧頂けたかと思う」

観客:
 「この映画を作る上で最も難しかったことは?」
ヴィクター・ヴー監督:
 「難しい点ばかりの映画だった。テクニックの点では今までで一番難しかった。
  特に難しかったのは2つあって、一つは洞窟の場面。
  あれはスタッフ皆にとって本当に大変だった。
  あの洞窟に行くのに、山を登り、水の中を泳いで、1時間半かけてあの現場に着く。
  それを毎日、朝1時間半、帰りも1時間半かかる。
  毎日繰り返して12日間かかった。
  時には撮影時間が6時間しか得られないこともあった。
  「サンドン洞窟群」というのは世界で最も大きな洞窟群で、大変美しいが、
  あのロケ地というのはそのほんの入口の部分なのだが、
  あまりに美しいので、それだけ苦労をしてもそこを撮る意味があると思った。
  その12日間で5キロ痩せて、アシスタントは11キロ痩せた。
  健康には良かったが、大変だった。
  「サンドン洞窟群」で撮られた初めての映画。
  あの現場はその入口に当たる所で、
  もっと中に入るには一週間もかかるような所なので、あそこで撮った。
  もう一つの物理的に難しかった撮影は、トラックでの戦いのシーン。
  主人公が強い酸を口に含んで自分をチェーンから解き放つが、
  あれを撮るのに5日かかった。
  撮影時が年の内最も暑い時だった。
  摂氏46℃から47℃の気温の炎天下で、
  あの主人公は色々特殊メイクを付けているが、それプラス色々な物を付けている。
  あの中であの撮影をさせるというのはとても過酷なもので、
  スタントマンは途中で何度も交代させないと無理だった」

観客:
 「ロケ地はどの様に選んだ?
  主人公の感じていることと並行して、あういう場所で撮影したことについて」
ヴィクター・ヴー監督:
 「場所、ロケ地というのは登場人物の一人の様なものだと思っている。
  それは、登場人物がどんな場所にいるかによって、
  観る人が受け取る感じが随分変わって来るからである。
  そういうわけで、ロケ地を探すのは大変難しい長い時間がかかった仕事だった。
  1年半かけた。
  私にとってはベトナム中を旅することができる素晴らしい体験になった。
  その中で美しい圧倒されるような場所にたくさん出会ったが、
  勿論それを全部一本の映画に収めることはできないので、泣く泣く諦めた場所もあった。
  そして、主人公の心理がどんどん変化する、そして彼自身が進化していく中で、
  それが場所と確かに連動しているというご指摘はその通りで、その様に作っている。
  例えば、主人公がズエンともう一度愛を見出す場所は、静かな海辺にしてある。
  そうすることによって、主人公がまた静かな平穏な心持になっているということを感じて頂き、
  再び生れ出た、再生したという様な感じを出したかった。
  そして洞窟に関しては、最初のシーンも最後のシーンも洞窟だが、
  これは、洞窟が人間の原始の状態を表しているからだと思うから。
  洞窟に入ることで、もう一度生まれ、そして死ぬという、何か原始的なもの、
  有機的なものを洞窟に感じる。それであういう場所を選んだ」

観客:
 「監督がこれまで作った作品で、影響を受けた作品や監督は?」
ヴィクター・ヴー監督:
 「私はアメリカで育ったので、
  映画学校に行く前に特に影響を受けた3人の監督を挙げるとすれば、
  ヒッチコック、黒澤明、スコセッシ。
  しかし映画学校に行ってからは、様々な国の様々な映画監督の作品に触れ、
  例えば、フランス、イタリアの監督の作品などもたくさん観ることができて、
  また別の影響を受けたが、育つ中で影響を受けて、
  映画というものに惹かれたのは、今の3人」

ヴィクター・ヴー監督:
 「色々あるが、特に何度でも観られる位に好きなのは、
  『羅生門』、『影武者』、『乱』。
  『乱』はそのスケールの大きさに圧倒された」

みっきぃパパ

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Author:みっきぃパパ
家族:みっきぃママ、みっきぃ(長男)、娘(長女)
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