12月20日(日)、
高麗神社を参拝した後、
すぐ近くの「高麗山 聖天院 勝楽寺」へ。
高麗神社と同じく、こちらにも「チャンスン(将軍標)」が建てられている。
朝鮮半島の風習で、魔除けや道標の役割を担っている。

「高麗山 聖天院 勝楽寺」は埼玉県日高市にある真言宗智山派の寺院で、
高句麗からの渡来人・高麗王若光(こまのこきしじゃっこう)が亡くなった後、
若光の菩提寺として751年に建立。

高麗王若光(こまのこきしじゃっこう)は、
近くの「高麗神社」においても御祭神とされている。
「高麗神社」参拝のブログにも書いたが、
668年の高句麗滅亡後の716年、
武蔵の国の一部に、現在の日高市・鶴ヶ島市の全域、
飯能市・入間市・狭山市・川越市の一部などにまたがる高麗郡(こまぐん)を設置し、
旧高句麗からの移民を移住させたという。
江戸時代後半に建立されたと考えられている「聖天院山門(雷門)」。

「中門」で300円の拝観料を納める。

そして中に入ると、美しい「庭園」


レイアウトが素晴らしく・・・、

池の向こうの「書院・庫裡(くり)」も美しい。

こちらは「阿弥陀堂」。

階段を登ると「鐘楼堂」。

中に下げられている「同鐘」は鎌倉時代のもの


その後ろには以前鐘が下げられていたと思われる古い鐘楼。

そしてその奥には立派な「在日韓民族無縁仏慰霊塔」がそびえ立つ。

2000年に建立された立派な慰霊塔。

関東大震災朝鮮人虐殺事件、そして戦時中の朝鮮人犠牲者を慰霊。

その脇には「八角亭」。

そして階段を登ると「檀君像」。

「檀君(だんくん 단군)」とは、紀元前2333年に挑戦を建国した始祖。
そして「見晴らし台」へ。

天気が良くてキレイである。

上からの眺め♪

2000年に建立された「新本堂」。

かなりの存在感。

その隣には、造成時に出現したという「雪山(石灰岩塊)」。

そして「王廟」。

ジンロのお供え。

ここ「高麗山 聖天院 勝楽寺」では、拝観するとカブを3個もらえるらしい




期待以上に見応えがあり、プチ韓国旅行気分を味わえて、
1300年以上も前の高句麗と武蔵の国の歴史も勉強出来て、大満足


みっきぃパパ

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