20年振りに復活した映画熱

昨年の後半はたくさんの映画を劇場で観賞しました

昨年劇場で観た映画を勝手にランキング

2010年1月に観た映画も、昨年公開されたものはランキングに入れてみた

100点満点で点数を付けて、
90~100点 ⇒ ★★★★★ (大満足

)
80~89点 ⇒ ★★★★ (満足

)
70~79点 ⇒ ★★★ (そこそこ満足

)
50~69点 ⇒ ★★ (普通

)
0~49点 ⇒ ★ (が~ん

)
と、5段階に分類♪
それぞれの一言コメントは、過去のブログより抜粋してまとめてみたものだったりする。
興味ある作品は、過去のブログを観てみてね~

それぞれ「○○にて観賞」の所をクリックすると、過去のブログに飛びます♪
また、それぞれチラシをクリックすると、公式サイトに飛びます♪
(公式サイトの存在しないものや、閉鎖されたものは飛びません

)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1)

「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」 (2009年 アメリカ) --- 100点★★★★★(大満足

)
近所のシネコンにて、公開初日の初回上映分を観賞
そして、アメリカ出張中にも観賞。さらに、近所のシネコンで3回目観賞。最高!!期待以上!!最高のドキュメンタリー映画

才能溢れるマイケル・ジャクソン。これから!というところで・・・残念です。
バックダンサー達も最高にカッコいい

(2)

「カティンの森」 (2007年 ポーランド) --- 98点★★★★★(大満足

)
神保町の岩波ホールにて観賞。1940年、ソ連軍によって連行されたポーランド軍将校1万人以上が、
ソ連領内で虐殺され森に埋められたというカティンの森事件をテーマにした作品。
この歴史的大事件を、一つの家族のドラマとして素晴らしい描写で表現している。
機会があれば、もう一度観てみたいと思う。
(3)

「プール」 (2009年 日本) --- 96点★★★★★(大満足

)
チネチッタ川崎にて、初日舞台挨拶付き上映回で観賞。さらに、シネスイッチ銀座にて2回目観賞。舞台はタイのチェンマイ。
全体的に、とても癒されて、ゆったりとして、とてもいい感じ

一度ここのゲストハウスに泊まって、のんびり過ごしてみたい!と思わせてくれる。そんな映画。
キャッチコピーの「理由なんて、愛ひとつで十分だ」も印象深い。
舞台挨拶での小林聡美さんともたいまさこさんの話、サイコーに面白かった

(4)

「母なる証明」 (2009年 韓国) --- 95点★★★★★(大満足

)
渋谷シネマライズにて、公開初日に観賞。息子を愛する母親の優しさと、その内面にある強さと怖さ。
人間が誰でも持つ二面性について、主演のキム・ヘジャさん、観客を圧倒する演技力で表現。
ありきたりのサスペンス映画でも、ありきたりの母子の親子愛映画でもない。
素晴らしい映画、名作です。
(5)

「犬と猫と人間と」 (2009年 日本) --- 94点★★★★★(大満足

)
渋谷UPLINK Xにて観賞。ドキュメンタリー映画として最高ランクに入る映画だと思う。
取り扱っているテーマについて、幅広い視点から勉強させてもらったし、
今後何を勉強していったらいいのか、明確なヒントを与えてくれた映画。
ドラマチックに美化させたり、わざと観客の涙を誘うような余計な演出は全くない。
たいへんに良くできた素晴らしい作品だと思う。
(6)

「永遠の天」 (2009年 中国) --- 93点★★★★★(大満足

)
TOHOシネマズ六本木ヒルズにて、東京国際映画祭で観賞。背景の近代中国史の描写も素晴らしいが、
主人公の女性の成長過程の描写、そしてそれを演じ分けた主演女優の年齢ごとの演技力も素晴らしかった。
不幸な運命に翻弄されながらも、立派に成長し成功していく主人公の女性のストーリーにも好感が持てる。
それに、この映画の魅力は、映像美

美しい杭州の風景と市街地の素朴な情景が繰り返し登場。
日本でのロードショー公開、いつになるのかな?
(7)

「牛の鈴音」 (2008年 韓国) --- 92点★★★★★(大満足

)
渋谷シネマライズにて観賞。韓国のある地方の村で農業を営む80歳近い老夫婦と
農作業に従事する40歳の老牛との静かな暮らしを静かに追ったドキュメンタリー映画。
とても静かな映画で、坦々とした日々を自然の情景とともにカメラがとらえる。
四季の移り変わりと韓国の地方の風景とがとてもキレイである。
夕陽

を背景にした老牛

と牛車とおじいさんのシルエットがまた美しい。
(8)

「海角七号 君想う、国境の南」 (2008年 台湾) --- 91点★★★★★(大満足

)
シネスイッチ銀座にて、初日舞台挨拶付き上映回で観賞。60年の時を超えた2つのラブストーリーがとても美しい

笑いを誘うコメディータッチな描写も多いが、
全くしつこくなく、とても自然だった。
とても質の高い作品。音楽も映像もとてもキレイだった。
(9)

「戦場でワルツを」 (2008年 イスラエル) --- 90点★★★★★(大満足

)
シネスイッチ銀座にて、公開初日に観賞。1982年にレバノンで起きたパレスチナ難民の大虐殺事件。
犠牲者は3000人を超えるといわれる。
兵士としてその現場を経験しているアリ・フォルマン監督。
アリ監督はその悪夢を封印し、その結果、その部分の記憶のみを完全に失ってしまう。
しかし、敢えてその悪夢に立ち向かおうとしたアリ監督は、
記憶を取り戻すために世界中に散らばったかつての戦友たちを訪ねて周る。
パレスチナ難民の大虐殺事件というテーマそのものも考えるべき内容だが、
映画としての芸術性も非常に高い。
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(10)

「空気人形」 (2009年 日本) --- 89点★★★★(満足

)
川越スカラ座にて観賞。「中身が空っぽの誰かの代用品」という現在の都会人が抱える心の問題を
この空気人形という形で表現しているようである。
登場人物はすべて同じように、心に隙間を持っている。
いろいろな人物が登場するが、非常に一貫したテーマでうまくまとめられている。
途中に衝撃的なシーンも出てくる。
そして、ラストも切なすぎる・・・。
(11)

「風が強く吹いている」 (2009年 日本) --- 88点★★★★(満足

)
川越スカラ座にて観賞。無名で弱小な寛政大学陸上部。
小出恵介さん演じるハイジが、潜在的に高い能力のある学生を陸上部員として集め、
10人集まったところで箱根駅伝出場を目指すというストーリー。
単なる青春ドラマに終わらず、かなり完成度の高い映画だと思う。
箱根駅伝を忠実に再現している脚本が素晴らしい。
(12)

「アバター」 (2009年 アメリカ) --- 85点★★★★(満足

)
近所のシネコンにて観賞。とにかく映像が美しい

また、現在の地球の環境破壊を比喩するかのような「風の谷のナウシカ」的なストーリー。
そしてラブストーリーもキレイである。
印象に残ったのは、「目」のアップ。
目のアップといえば、「タイタニック」でも印象の残るシーンがあった。
ジェームズ・キャメロン監督らしさ。
(13)

「2012」 (2009年 アメリカ) --- 80点★★★★(満足

)
近所のシネコンにて観賞。典型的パニック映画。
かなりお金をかけた印象で、特殊効果が素晴らしい。
そして、最初から最後までハラハラするシーンが連続し、観客を飽きさせない作りであった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(14)

「カールじいさんの空飛ぶ家」 (2009年 アメリカ) --- 77点★★★(そこそこ満足

)
近所のシネコンにて観賞。数十年に渡る夫婦愛のストーリーを想像して観に行った。
しかし、夫婦のお話はあっという間に流れてしまい、その後は冒険活劇風な映画となってしまっていた。
これはこれで楽しかったが・・・。
若干消化不足

(15)

「銀色の雨」 (2009年 日本) --- 75点★★★(そこそこ満足

)
シネマート六本木にて、初日舞台挨拶付き上映回で観賞。俳優陣の演技、全般に良かったと思う。
映画作品としてもまあまあ良かった。
ひとつ気になったのは、「わざとらしいタイミングの雨」や「作った雨」

(16)

「ワンピース ONE PIECE FILM STRONG WORLD」 (2009年 日本) --- 73点★★★(そこそこ満足

)
近所のシネコンにて観賞。ワンピースという漫画を読んだことがなく、アニメも観たことがなかったが、
十分楽しませてもらった♪
もともとこの映画を観ようと思った動機は、ミスチルの主題歌を劇場で聴きたかったこと。
(17)

「わたし出すわ」 (2009年 日本) --- 72点★★★(そこそこ満足

)
恵比寿ガーデンシネマにて、初日舞台挨拶付き上映回で観賞。お金とは?幸せとは?
幅広いテーマを濃縮させ、よくまとめられている。この点は興味深かった。
映画の作り手側が相当勉強されたことがうかがえる。
(18)

「火天の城」 (2009年 日本) --- 70点★★★(そこそこ満足

)
ユナイテッド・シネマ豊洲にて、試写会で観賞。織田信長の命によって建設された安土城の物語。
特殊効果など、80年代の日本映画とは比べものにならないくらいの迫力。
ただ、お涙頂戴ドラマ的展開をもうちょっと抑えてほしかった

また、若手お笑いタレントの出演により、映画が安っぽくなってしまった印象。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(19)

「ガマの油」 (2009年 日本) --- 60点★★(普通

)
TOHOシネマズ川崎にて、初日舞台挨拶付き上映回で観賞。涙を誘うシーンはあったが、全般に心に訴えかけてくるものが薄かった。
しかし、小林聡美さんの演技力が光っていた。
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(20)

「バカは2回海を渡る」 (2009年 日本) --- 30点★(が~ん

)
渋谷のユーロスペースにて、初日舞台挨拶付き上映回で観賞。結局テーマがよくわからないドキュメンタリー映画。
なにをうったえようとしているのか、最後まで解からなかった。
焦点が定まらない印象を受けた。期待外れ。
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(ランク外)

「岸辺のふたり」 (2000年 イギリス・オランダ) --- 94点★★★★★(大満足

)
新宿武蔵野館にて観賞。たった8分という短い映画だが、大切な人を思う人の心が、よく描かれている。
映像のシンプルさが逆にいろいろな想像をかき立て、観客の心の深い部分にしみ込んでくる。
とても余韻を残す素晴らしい作品。
でも、旧作なのでラング外とした

(ランク外)

「花とアリス」 (2004年 日本) --- 79点★★★(そこそこ満足

)
ヤクルトホールにて、鉄道映画祭で観賞。コメディタッチに描かれた、女子高生たちの青春映画。
期待以上に良い作品だと思った。
でも、これも旧作なのでラング外とした

みっきぃパパ

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