今日3回目のブログ更新♪
ひまじん?

今日の午前中、映画

「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~」、
初日舞台挨拶付き上映回で観て来ました。

新宿三丁目のシネコン、新宿バルト9にて。

劇場のエレベーターの扉も「てぃだかんかん」仕様になっていたりして。

珊瑚の養殖という珍しいネタをテーマにしている物語で、ほとんどが実話とのこと。
岡村隆史さんが演じた金城さんは実在の人物で、同名タイトルの本

も出してるらしい。
ストーリー・・・
金城健司(岡村隆史)は沖縄に生まれ育った青年。
沖縄の海を心から愛し、子供の頃から海の生物を見て過ごすことを一番の楽しみとしている。
何のとりえもなく母親からは欠陥商品と呼ばれている。しかも200万円もの借金も抱えている。
そんな健司は、幼なじみの美女・由莉(松雪泰子)と結婚。
そして健司が始めたバーは成功し、200万円の借金も返済完了する。
しかし、健司は突然店の経営をやめ、珊瑚の養殖を始めると言い出す。
世界にも例がないという珊瑚の養殖。
お金が目的なのではなく、珊瑚を増やして魚を増やし、
昔はもっときれいだった沖縄の海を子供達、そして妻にも見せてやりたいという純粋な動機からであった。
家族の支え、友人の支えを得て、健司は奮闘する。
世間の人々の賛否両論の中、健司は・・・。
・・・という感じ。
実在する金城さんの活動は素晴らしいもので、是非とも原作を読んでみたいと思った

原作は金城氏の書かれた「てぃだかんかん-海とサンゴと小さな奇跡-」。
なんと世界で初めて、珊瑚の移植、そして産卵を成功させたという金城氏。
「世界で初めて」ということの難しさを乗り越え、それを実現させた金城氏の努力と情熱には尊敬の念を抱きます。
同時に金城氏を信じ支え続けたご家族も同じように尊敬します。
ただ、映画作品としては・・・、
残念ですが微妙・・・

モデルになった人物とテーマが素晴らしいだけにちょっと残念・・・。
松雪泰子さんの演技は素晴らしいのですが、ちょっと他の主要人物の演技力が物足りなく、
観客として作品に入り込むことができなかった。
あと「タイミングよすぎね?」と突っ込みを入れたくなるような、
80年代の連続ドラマのような展開も。
ちょっとこれも作品に入り込むことができなかった原因の一つ。
それに、某有名若手女優が友情出演という形で一瞬だけ登場するのだが、
これもストーリーの流れと全く関係なく、逆に流れを止めてしまっているように感じた。
不要な演出である。
また、集まった大勢のダイバー達がやけに色白だったり貧弱な体だったりしたシーンがあって、
ん???と思ってしまった・・・。なんか不自然。
勿論沖縄のダイバー全員が、色黒でたくましいとは限らないのだが・・・。
本物の沖縄のダイバーかもしれないが、モロにエキストラ?という印象を受けてしまった。
でも海中の美しい珊瑚や魚の映像がたくさん登場し、全体に癒される映画ではありました♪
最近やっていないダイビング、またやりたいな~とか♪
ダイビングの時、中性浮力をしっかりとって、絶対に珊瑚をフィンで蹴って損傷させないようにしないと・・・
とかいろいろ考えながら観てしまった。
映画上映後に舞台挨拶。
登壇者は、李闘士男監督、岡村隆史さん、松雪泰子さん、そして子役の2人。
前から3列目で見てしまいました。
松雪泰子さん、すごいキレイでした

松雪さんの、
「金城さんのお話・・・やってできないことはないという生きるメッセージを感じた。
皆さんも伝えて行ってほしい」
というお話、印象的でした。
今回の舞台挨拶、全般になんとなく消化不足。
映画の製作意図とか、演出の意図とか、専門的な話とかもっといろいろ聞きたかったが、
あまりそういう話は出なかった。
いつもの舞台挨拶とはちょっと違う感じ。
子役の2人に時間をかけ過ぎてしまっていた印象。
結局予定時間をオーバーしてしまっていた。
この映画の映像のインパクトはやはり水中撮影の部分。
この話が全く出なかったのも残念。
ラストシーンのあの神秘的な水中シーンはどうやって撮ったかとか、
苦労はしなかったかとか聞きたかった・・・。
でも、買ってきたパンフに載っていたのでとりあえずは満足。
と、いろいろ長所・短所ありますが、
映画と切り離して原作本を読んでみたいということは間違いない。
とりあえず・・・、
珊瑚の産卵を初めて成功させたのが日本人だったということも初めて知り、
勉強させてもらうことの多い映画でした

みっきぃパパ

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