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映画「抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-」

昨日、神保町の岩波ホールで、
映画「抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-」を観て来ました

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1956年のフランス映画です

先日、ここ岩波ホールで1947年のフランス映画「海の沈黙」を観ましたが、
岩波ホールでは、今年から<岩波ホールセレクション>と題した企画上映を開始し、
第1回は「抵抗と人間」をテーマに、
古いフランス映画2本を4週間ずつ連続上映しています。

その1本目が「海の沈黙」、
そして2本目が「抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-」
だったという訳です。

ポスター、チラシ、パンフレットは2作品共通で、
このポスター↑の女性の写真は「海の沈黙」の方のワンシーンです。

とにかく素晴らしかった

ぱちぱち

土曜日の11:30の回でしたが、観客は2~3割くらいで結構空いていました

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客層は50代以上の方がほとんどで、男女半々くらい

「抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-」は、
ロベール・ブレッソン監督作品で、カンヌで監督賞も受賞している名作です

舞台は、1943年ナチスドイツ占領下のフランス・リヨン。

フランス人のレジスタンス派のフォンテーヌ中尉は、
ある罪状によってドイツ軍に身柄を拘束され車で連行される。
車の扉を開き、脱走を企てるが、
すぐに捕らえられ手錠をかけられモンリュック監獄の独房に放り込まれてしまう。
ただ待っていれば死を待つだけである。
その後フォンテーヌは計算し尽くされた脱獄計画を立てて着々と計画を実行に移していく。
そして・・・。

非常にスリリングなストーリー展開で、最後の最後まで映画に引き込まれてしまいました。
ただし、激しい動的なシーンや急激なストーリー展開は無く、
観ている側も息をひそめてハラハラしながらスクリーンを見つめるような静的な作品です。

最初の車からの脱走を試みるシーンや、
独房で看守の動きをジッとうかがう時の主人公の絶妙な瞳の動き・・・、
光と影、白と黒の世界で製作されるモノクロ映画ならではの芸術です。

この映画でポイントは、他人をどれだけ信用できるのかということだと思います。
看守の監視下に置かれ会話も許されない状況で、
主人公が他人をその風貌からその人の中身を判断していくという困難さ。
それを映像作品として表現していく作り手の技も素晴らしい。

また、「抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-」は、
「海の沈黙」と同様、フランス人のドイツへの憎しみも強く描かれています。

ほとんどがフランス語でドイツ語はわずかにしか出て来ない・・・。

よって、字幕に頼らざるを得ないのですが、
どうしても字幕を追うことで、細かい映像上の描写を観察することができないのが残念。
ただ、もちろんこういう素晴らしい作品は何度も観ることでそういう問題が解消されていきます。

ドイツ語については、短いセリフがたまに出てくるだけで、みっきぃパパにも理解できました。

撮影はリヨンにあるモンリュック監獄で実際に行われたそうで、
また、ロベール・ブレッソン監督も戦時中ドイツ軍の捕虜になったことがあるなど、
この映画が描く出来事に対するメッセージ性に重みを与える要素は豊富にあります。

岩波ホールでは、4月16日までの上映です。
お勧めの映画ですので、興味のある方は是非神保町まで。

また、「海の沈黙」は日本初公開でしたが、
「抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-」は過去に公開されている作品で、
DVDも出ています。
AMAZONでも入手可能です

みっきぃパパ

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Author:みっきぃパパ
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