FC2ブログ
2010-06-14(Mon)

映画「アウトレイジ」初日舞台挨拶

6月12日(土)に公開の話題作「アウトレイジ」、初日舞台挨拶付きの上映回にて観てきました

outrage1.jpg

劇場は新宿歌舞伎町の新宿ミラノ1。

outrage2.jpg

北野武監督の最新作で話題作とあって、大盛況。

outrage3.jpg

この巨大な劇場が、満席となりました。

outrage4.jpg

実はみっきぃパパ、北野武監督の作品はビデオ、DVD、テレビ放送なども含めてまだ一本も観たことが無かった。

第63回カンヌ国際映画祭に出品され、賛否両論だったというこの映画、
どうなのかな?という興味で観てみました。

これはヤクザ映画で、ヤクザ同士の抗争を描いている。
詳しいストーリーは公式サイトにて。
http://office-kitano.co.jp/outrage/main.html#/TopScene

問題になっている暴力的な描写について、舞台挨拶で北野監督や出演者が何を語るか?
それに強い興味もあって舞台挨拶付きの上映回で、しかも勿論「上映後の舞台挨拶」の回を選びました。

上映前の挨拶ではネタバレを防ぐために深い話が聞けないことが多い。

では、映画の感想です・・・。

娯楽作品としては別にこれでいいのかな~と思いながらも、
暴力的な描写が多すぎて、
さらに「暴力」という言葉を遥かに超えた「残忍」「残虐」という言葉が当てはまるような
度が過ぎたシーンが多すぎという印象。

カンヌ映画祭で途中で退席する人も出たというのも解ります。

みっきぃパパも「残虐」シーンの数々は早く忘れたい・・・。

逆に言えば、それだけリアルに残虐シーンを撮れる北野監督の才能も凄いのでしょう。

でも、こんなに残虐シーンを連発させる必要ってあるのか???
と思いながら映画を観ていたのですが、それは舞台挨拶の時に北野監督の考えが聞けました。

映画上映後、拍手が起き、そして舞台挨拶。

登壇者は全部で10名、右から、
中野英雄さん、石橋蓮司さん、小日向文世さん、加瀬亮さん、椎名桔平さん、
ビートたけしさん(北野監督)、三浦友和さん、國村隼さん、杉本哲太さん、塚本高史さん。

かなり豪華なメンバーです。
小日向文世さんによると、このメンバー全員が集まるのは今回2度目だったらしい。

北野組は初めての役者さんが多かったそうで、
皆さん「緊張した」ということを口々に語っていました。

椎名桔平さんは、
 「去年の秋に2カ月で撮影。
  初の北野組だった。とてもスピーディーで、撮り直しをしない。
  自己申告で撮り直しをしてもらわないといけなかった。
  無駄なテイクを撮らないので緊張感があった」
と撮影の様子を話されました。

北野監督のお話。
 「プロデューサーから、客の入る映画をやってほしいと言われた。
  それで得意なヤクザ映画を撮った。エンターテイメント色を強めた」

つまり、やはりあくまでヒットを狙った娯楽作品という指向で製作したようですが、
北野監督は最後にこのようにも語られました。
 「これはバイオレンス映画である。
  映画に出てくるヤクザ社会を一般社会に置き換えて観てほしい。
  暴力の部分を除くと、一般社会の構造が分かる」

確かに、いろいろな登場人物が出てくるが、皆同じヤクザではなく、
ずる賢い人もいれば、実はヤクザに向いていないのではないかという人もいる。
頭のキレる人もいるし、変な上昇志向をもった人もいる。
そのまま職場にも当てはまったりして、観ているとそういう意味では面白い。

暴力描写については、役者さんたちもそれぞれに意見があったようです。

三浦友和さん、
 「R15+指定になっているが、暴力とはこういうものだと見せてくれた映画」

暴力を見せることで、あえて「反暴力」をうったえているという意味だと思います。

國村隼さん、
 「暴力的なシーンの後に芸術的な画が入っている」

みっきぃパパにとっては、ちょっと残虐シーンが強すぎて、そこまで観る余裕はなかった・・・。

残虐シーンは北野監督自身が思い付いた内容らしい。

北野監督、
 「暴力シーンというと、殴る、蹴る、そして最後に鉄パイプが出てくる。
  この映画では、普通こういうことをやらないだろうということを書き出して、逆算して映像にした」

この映画、登場人物が非常に多い。

杉本哲太さん、
 「登場人物が多い。何度も観て、視点を変えて観てみると面白い」

確かにこの映画、多くの登場人物が出て来るにも関わらず、
ごちゃごちゃした感じも無く、人物描写が良く出来ていると思った。
よく2時間弱にまとめあげたと感心。

また、役者さんたちの演技が全員素晴らしい。
人物描写の素晴らしさは脚本の出来の良さだけでなく、勿論演技力も重要。

北野監督も、
 「俳優が素晴らしい。編集時、改めて素晴らしい発見があった。
  石橋さんがこんなに楽しい人とは思わなかった」
と語る。

ところで、暴力シーンの多い映画としては、
3月20日にシネマライズで観た韓国映画「息もできない」を思い出します。


でも「息もできない」はもっと芸術的の香りのする作品で、大作娯楽映画「アウトレイジ」とは違います。

そんなわけで長くなりましたが、「アウトレイジ」、
良い部分もありましたが、全般には残虐シーンの連発に疑問が残る作品でした。

しかし、北野監督の映像作りの才能は強く感じました。
今度は暴力シーンの少ない北野作品を観てみたいと思います。

outrage5.jpg

みっきぃパパ

ランキング参加中です。ぷちっと押してね矢印
にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ 30代サラリーマンへ
にほんブログ村
スポンサーサイト



ランキング参加中
ランキング参加中です。一日一回ぷちっと押してね矢印
プロフィール

みっきぃパパ

Author:みっきぃパパ
家族:みっきぃママ、みっきぃ(長男)、娘(長女)
職業:外資系エンジニア
年齢:アラフォー
キーワード:旅行、ゴルフ、映画、ラーメン、ミスチル、シンディ・ローパー、米津玄師

FC2カウンター
最新記事
カレンダー
05 | 2010/06 | 07
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -
検索フォーム
のんびり♪みっきぃライフ
bnr_mickeylife.jpg
リンク
カテゴリ
月別アーカイブ
みっきぃパパへの連絡

名前:
メール:
件名:
本文: