第24回東京国際映画祭コンペティション、アイルランド映画「アルバート・ノッブス」

第24回東京国際映画祭、10月29日(土)最初に観賞したのは、
コンペティション部門に出品のアイルランド映画「アルバート・ノッブス」。

tiff2011015.jpg

TOHOシネマズ 六本木ヒルズ・スクリーン6にて、11:05より上映。

監督:ロドリゴ・ガルシア
脚本:ガブリエラ・プレコップ、ジョン・バンヴィル、グレン・クローズ
出演:グレン・クローズ、ミア・ワシコウスカ、アーロン・ジョンソン、ジャネット・マクティア他
言語:英語
上映時間:113分

・・・・・

主演のグレン・クローズさんは、アメリカのベテラン女優。
中学生の時に観た映画「危険な情事」のストーカー役はいまだに強烈なイメージが残っている。

グレン・クローズさんの高い演技力無しには成立しないこの作品、「アルバート・ノッブス」。
昨日のクロージング・セレモニーでは、期待通り、最優秀女優賞を受賞

・・・・・

なんて切なくて悲しく、美しい物語なのか・・・。
久し振りに泣いてしまった。
悲しみの中にも希望が見えるラスト。
その後、シニード・オコナーさんによるエンディングテーマソングも情感を盛り上げてくれた。

オープニングのアルバート(グレン・クローズさん)がマッチをするシーン。
そして光に照らされたアルバートの顔のアップが印象的である。

19世紀のアイルランド・ダブリンの風景。
そして、当時の人々の生活、服装など、全ての視覚的に入ってくるものが美しい。
また、スラム出身の人々と上流階級の人々、当時のアイルランドの階級社会についても、
この映画を観ることで理解することができる。
それらを見事に表現している。

スラム出身の人々が夢を持ち、一生懸命に生き、外の世界を目指そうとする姿にも心打たれる。
「夢」・・・。
もう一度、自分の持っていた純粋な夢を思い出したい・・・と観客に思わせてくれる作品である。

・・・・・

tiff2011016.jpg

ストーリー・・・

 19世紀アイルランドのダブリン。
 ダブリンのホテルでウェイターをして働いている真面目な男性アルバート(グレン・クローズさん)。
 
 アルバートには誰にも言えない秘密があり、それは、実はアルバートは女性であるということ。
 
 不幸な境遇で生まれ育ったアルバート。
 この時代、女性が一人で生きて行く為には、性別を偽り男性になり、
 男として生きていくしかなかった。
 ロンドン、マンチェスター、リバプールと転々とし、現在はダブリンで働いている。
 
 そんなある日、あるきっかけから、
 ホテルに出入りするペンキ屋の男性にアルバートの秘密が知られてしまう。
 しかし、そのペンキ屋にもある秘密があったのである。
 秘密を分かち合う2人は、互いに心を通じ合わせるようになる。
 
 アルバートには、いつか小さなタバコ屋を持ちたいという、
 小さいながらも大きな夢を持っていた。
 夢に向かい必死に貯金をしてきたアルバート。
 
 ある日、アルバートの働くホテルでジョーという若い男性が働くことになる。
 ジョーの登場は、アルバートの人生にも大きな影響を及ぼしていくことになる。
 ジョーもまたスラム出身で、いつかアメリカに渡り夢を叶えようとする若者であった。
 
 そしてある日、悲劇が・・・。

・・・・・

この作品では、Q&Aや舞台挨拶は行われなかった。

今年の東京国際映画祭でもまた素晴らしい作品と出逢うことができた

上映前に観客に配布される観客賞の投票用紙。
4段階で評価し、切れ目を入れて退場時にスタッフに渡す。
「アルバート・ノッブス」には、「大変良い」を付けさせてもらった。

tiff2011017.jpg

この作品は日本での劇場公開はまだ決まっていないが、劇場公開された際には、
また是非劇場でじっくり観賞したいと思う。

みっきぃパパ

ランキング参加中です。ぷちっと押してね矢印
にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ 30代サラリーマンへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

食用菊

先日また仕事で新潟へ行って来たみっきぃパパ

shokuyougiku1.jpg

で、居酒屋で出たお通しは、食用菊のおひたし。

shokuyougiku2.jpg

食用菊は、新潟ではよく目にする食品で、スーパーなどでも手に入る一般的なものとのこと。
首都圏ではあまり見ない。

今頃が旬だそうな

産地は主に、山形県から新潟県の中越・下越地方らしい。

それほど味にクセもないし、
自分の生活圏であまり見ないものを、当たり前の様に味わえるというのは嬉しいこと。

おわり

みっきぃパパ

ランキング参加中です。ぷちっと押してね矢印
にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ 30代サラリーマンへ
にほんブログ村

テーマ : ご当地名物
ジャンル : グルメ

半田屋、再び

車通勤のみっきぃパパ。

埼玉県内某所、通勤経路上にあるこのお店、
気になってはいたが、なかなか入る機会が無いと言いながら早3年。

handaya1.jpg

3年間、毎日2回ずつ通りながらも1度も・・・。

で、ついに先日、会社帰りに入ってみました

半田屋は、仙台に拠点を構えるセルフ形式の大衆食堂で、
ずいぶん前にテレビ番組の「秘密のケンミンSHOW」で紹介されていたりした。

初めて半田屋を利用したのは、先月宮城県栗原市に行った時。
くりこま高原駅前のイオンの中の半田屋。


カレーライスがかなり安くて結構旨くて、半田屋はそれ以来のお気に入り♪

今回は味噌ラーメン、チャーハン、餃子の中華セット。

handaya2.jpg

んー、何かが違う気がする・・・
栗原の時と違うメニューではあるが、これはお世辞にも旨いとは・・・。

handaya3.jpg

あと、あのレンゲの雑巾臭さと、トレーの汚さは・・・

栗原の半田屋はキレイだったし、店員さんの対応も凄い良かったのだが・・・。

そんな感じで、残念な結果だったが、たまたまかもしれないので、
またその内に試してみたい。

みっきぃパパ

ランキング参加中です。ぷちっと押してね矢印
にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ 30代サラリーマンへ
にほんブログ村

テーマ : こんな店に行ってきました
ジャンル : グルメ

第24回東京国際映画祭コンペティション、メキシコ映画「羅針盤は死者の手に」

10月22日(土)、この日4本目の映画観賞。

第24回東京国際映画祭コンペティション部門に出品のメキシコ映画「羅針盤は死者の手に」。

tiff2011011.jpg

TOHOシネマズ 六本木ヒルズ・スクリーン6にて、21:00より上映。

tiff2011012.jpg

監督、脚本:アルトゥーロ・ポンス
出演:ガエル・サンチェス、ペドロ・ガメス、オフェリア・ムルグイア他
言語:スペイン語
上映時間:111分

tiff2011013.jpg

ストーリー・・・

 13歳のメキシコの少年チェンチョ。
 アメリカ・シカゴにいる兄と暮らす為、不法にアメリカへ入国しシカゴを目指そうとしている。
 
 砂漠の中の一本道、馬車に乗る老人と出逢う。
 チェンチョは老人の馬車に乗せてもらうが、
 あることから老人はコンパスを握ったまま突然死んでしまう。
 
 シカゴを目指し、馬車は北へ向かう。老人の遺体を乗せたまま・・・。
 
 旅の道中、出逢った人々は次々と馬車の荷台に乗り込み、一緒に旅を続けていく・・・。

ハラハラするシーンもあり、コミカルなシーンもあって、楽しんで鑑賞できる作品。

砂漠の一本道と岩山の風景が印象的。

メキシコ国境付近からシカゴを目指す少年。
歩く程度のスピード程度でゆっくりと進む馬車での移動。
このスピード感の無さに癒される。

旅の道中、馬車の荷台に次々と乗り込んで来る人々。
目的地は様々。中には目的地の無い人もいるのかもしれない。

いつまでも同じ岩山が背後に見える。
先に進んでいるんだか、いないんだか・・・。
こんな描写にもほのぼのとさせられる。

不法に国境を越え、中米から米国を目指す映画と言えば、
メキシコ=米国合作映画「闇の列車、光の旅」を思い出す。
しかし、「羅針盤は死者の手に」は全くテイストの異なる作品。

chirashi-yaminoresshahikarinotabi.jpg

・・・・・

上映終了後、観客席からは拍手が・・・。
その後すぐに監督らが登壇し、Q&Aが行われた。

tiff2011014.jpg

印象的だった質疑応答は以下の通り。

Q:撮影場所は?
A:メキシコ北部のサカテカス州で撮影。
  ソンブレルテというたいへん小さい町で80%を撮影した。
  この町の名はスペイン語の「ソンブレロ(帽子)」から来ている。

  同じ所でグルグルしている感じを撮った。
  いつも同じ山が見えている場所ということで、ここで撮った。

また、プロデューサのコメントも印象的だった。

プロデューサ:
  プロデューサとして、芸術か娯楽なのかという選択をする。
  それがアート(芸術)系であれば、
  映画賞などの色々なコンセプトからフリーでありなさいと、監督に言っている。
  この作品は、最も自由な映画である。

・・・・・

行き先もよく分からないまま馬車に揺られる旅人達。いつまでも同じ所を彷徨っている。
そんなのんびりとした描写にほのぼのさせられながらも、
この旅人達は実は目標も無く彷徨い続ける現代人を比喩しているのではないかと思うと、
ハッとさせられる。

・・・・・

さすがに一日に映画4本は疲れた
しかも、六本木、川崎、日比谷、六本木と走り回りながらのはしご

そして最後は終電に乗るため、走って大江戸線の六本木駅へ向かうのであった。

で、翌日は朝から熊谷で用事が・・・。

みっきぃパパ

ランキング参加中です。ぷちっと押してね矢印
にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ 30代サラリーマンへ
にほんブログ村

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

日比谷でもやしラーメン

10月22日(土)、TOHOシネマズ シャンテで、
東京国際映画祭WORLD CINEMA部門にて上映のドイツ映画「スリーピング・シックネス」を観賞後、
並びの中華料理店に入る♪

hibiyamoyashimen1.jpg

六本木で「ホーム」、川崎で「東京オアシス」
そして日比谷で「スリーピング・シックネス」を駆け足で観てまわって、忙しかったが、
六本木での4本目上映開始まで1時間半以上あったので、やっとゆっくり食事が出来る

で、もやしラーメン(810円)♪

hibiyamoyashimen2.jpg

やっぱりあんかけのもやしですな

キクラゲも必須

ちょっとショッパめのスープがまた美味

そして、チヂレ気味でコシのある麺も美味

hibiyamoyashimen3.jpg

スープ完飲

あーうまっ

みっきぃパパ

ランキング参加中です。ぷちっと押してね矢印
にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ 30代サラリーマンへ
にほんブログ村

テーマ : ラーメン
ジャンル : グルメ

第24回東京国際映画祭WORLD CINEMA、ドイツ映画「スリーピング・シックネス」

10月22日(土)、この日鑑賞した映画3本目は、
第24回東京国際映画祭WORLD CINEMA部門で上映されたドイツ映画「スリーピング・シックネス」。

tiff2011008.jpg

日比谷のTOHOシネマズ シャンテにて17:40からの上映。

tiff2011009.jpg

WORLD CINEMA部門とは、海外の映画祭での受賞作品などを上映する部門で、
日本での劇場公開が未定の作品などが楽しめる。
賞を競う部門ではない。

10月22日上映の「スリーピング・シックネス」は、Q&Aや舞台挨拶は無し。

・・・・・

この作品は、第61回(2011年)ベルリン国際映画祭で、
ウルリッヒ・ケーラー氏が監督賞を受賞している。

白人フランス人医師とフランス生まれのコンゴ系黒人医師の、
アフリカでの医師としての活動および生活を通し、彼らの心の葛藤を描いた人間ドラマ。

ラストは衝撃的である。

監督・脚本:ウルリッヒ・ケーラー
出演:ピエール・ボクマ、ジャン=クリストフ・フォリー、ジェニー・シリー、イポリット・ジラルド他

ストーリー・・・

 アフリカに長く暮らし、眠り病の研究を続けるドイツ人医師エボ。
 眠り病治療プログラムの責任者として活躍している。

 一方、妻のヴェラは、ドイツに残して来ている娘のことが気にかかり、
 アフリカでの生活にも疲れを感じて来ていた。

 結局妻はヨーロッパへ戻って行くが、エボはアフリカに残ることにする。

 ある日、フランス生まれのコンゴ系黒人医師のヌジラがアフリカ・カメルーンを訪れる。
 目的はエボが担うプロジェクトの評価を行う為。

 ヌジラがカメルーンの地で会った白人医師エボは・・・。

芸術性に加え、娯楽性も兼ね備えた作品。
最初から最後まで飽きることはない。

アフリカへ赴いた黒人医師が、
現地の空港に到着した途端に白タクの強引な客引きにあうシーンや、
夜の街でしつこい物売りに声を掛けられるシーンなどは、
自分の過去のアフリカ旅行の体験にも重なる部分があり、懐かしかった。

加えて、昼間のアフリカの都市の雑踏、検問の緊張感など、
自分が旅をしているようなリアルな描写も印象的だった。

僅か91分という短い時間にも関わらず、登場人物達の人物描写も巧みで素晴しかった
これは脚本の良さと俳優の演技力、そして勿論監督の力量による結果だと思う。

黒人医師を演じた俳優の苛立ちや不安を見事に表現した表情の演技にも大変感銘を受けた。
その他俳優達の演技も素晴らしい

・・・・・

素晴しい作品だったが、今回上映トラブルがあったことが非常に残念。

上映開始後39分、突然上映中断。
その後場内の照明が点灯し、約5分間の中断。
スタッフの説明によると「映像の不具合」とのこと。
そして5分巻き戻して上映再開。

上映終了後、チケット代金を全額払い戻すとの案内。

結局最後まで観ることはできたのだが、
最初から最後まで「赤い影」や「青い影」が極端に映像に写り込み、大変観にくかった。
これは上映再開後も変わらなかった。
原因は分らないのだが、この点も非常に残念。

・・・・・

ドイツ映画「スリーピング・シックネス」、是非とも日本での劇場公開が決定されることを願いたい。

みっきぃパパ

ランキング参加中です。ぷちっと押してね矢印
にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ 30代サラリーマンへ
にほんブログ村

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

映画「東京オアシス」初日舞台挨拶

10月22日(土)に全国の劇場で公開になった日本映画「東京オアシス」。

tiff2011010.jpg

チネチッタ川崎にて、公開初日の14:25、初日舞台挨拶付き上映回にて鑑賞。

映画「東京オアシス」は、「人」と「場所」の関係をテーマにした癒し系ムービープロジェクト第5弾。

第1弾:「かもめ食堂」(舞台:フィンランド・ヘルシンキ)
第2弾:「めがね」(舞台:鹿児島県与論島)
第3弾:「プール」(舞台:タイ・チェンマイ)
第4弾:「マザーウォーター」(舞台:京都)
第5弾:「東京オアシス」(舞台:東京)

chirashi-pool.jpg chirashi-motherwater1.jpg

主演は5作品とも全て小林聡美さん。

小林聡美さんは最も好きな女優さんである。
目立ち過ぎない存在感、強い個性、確かな演技力、そしてユニークさが魅力。
この5作品は小林聡美さんの為に撮られたとも言うべき作品で、
小林さん以外の役者が主演では、絶対に成立しないと思う。

それだけ力のある役者さんであると言える。

小林聡美さんが主演だからこそ毎回公開を楽しみにしているというのが、本音である。

監督は、「かもめ食堂」と「めがね」が荻上直子さん。
「かもめ食堂」は2006年度キネマ旬報ベストテン・日本映画第9位、
「めがね」はベルリン国際映画祭パノラマ部門・マンフレート・ザルツゲーバー賞を受賞するなど、
それぞれ高い評価を受けている。

荻上直子監督作品といえば、もたいまさこさん主演の「トイレット」もたいへん印象的だった。

chirashi-toilet.jpg

「プール」は大森美香さん、「マザーウォーター」は松本佳奈さんがそれぞれ監督を担当。

そして、「東京オアシス」は・・・、

監督:松本佳奈さん、中村佳代さん
脚本:白木朋子さん、松本佳奈さん、中村佳代さん
出演:小林聡美さん、原田知世さん、加瀬亮さん、黒木華さん、もたいまさこさん、光石研さん、市川実日子さん他

映画の冒頭、夜の東京の街を車が走って行くシーン。
行き先も分からないままドライバー目線のカメラアングルが長く続く。

杉並や新宿の見慣れたよくある風景。
しかし、見慣れた筈の風景が何故かドキドキ感を与えるのは、
絶妙に長いこのドライブシーンが、決して単純なシーンでないことを物語っている。

ナガノ(加瀬亮さん)がトウコ(小林聡美さん)を助手席に乗せて運転するシーン。
加瀬さんの運転しながらの演技がさまになっている。
加瀬亮さんは、今までの出演作品の中でも車を運転するシーンを何度も演じている。
「海炭市叙景」、「おとうと」、「プール」など。

chirashi-kaitanshijokei.jpg chirashi-otouto.jpg

今回の「東京オアシス」を観ている時、まさか自分で運転しながら演技をしているのではないかと気になっていたが、
上映後の舞台挨拶で、小林聡美さんが、偶然にもこの点について語る。
今回の作品ではやはり加瀬亮さんは実際に自分で運転しながら演技していたとのこと。
過去の作品ではどうだったのであろうか・・・。

ナガノとトウコの会話も面白い。

また、ナガノとトウコがきつねうどんを食べるシーンも印象的だった。
これも偶然にも舞台挨拶で話が出たのだが、
ナガノとトウコのきつねうどんの食べ始め方が異なり、その対比が新鮮に映った。

動物園のシーンに出て来る「ツチブタ」という動物。
とは言ってもツチブタそのものは映画に登場しないのだが、
夜行性でなかなか見られないというツチブタ。
いつか見てみたいと思うほど、気になってしまった。
この動物への興味も会話の面白さによって掻き立てられた。

・・・・・

ストーリー・・・

 夜の東京の街を走る一台の車。
 運転しているのはどこか心に迷いのある青年ナガノ(加瀬亮さん)。

 ナガノは車を停めたコンビニの前でトウコ(小林聡美さん)に出逢う。
 女優をしているトウコもやはり心に迷いのある女性で、旅に出たのだった。

 トウコを乗せたナガノの車は、やがて明け方の海岸へ辿り着く・・・。

 ・・・・・

 ある日、トウコは映画館で昔の仕事仲間のキクチ(原田知世さん)に再開する。
 キクチもまた心に迷いがあり、脚本家の仕事を突然辞め、今はこの映画館で働いているのだった。

 辞めた理由を尋ねるトウコにキクチは感じていることを静かに語る・・・。

 ・・・・・

 動物園のバイトの面接に来たが、不採用と察した不器用な女性ヤスコ(黒木華さん)は、
 園内を散策中、トウコに出逢う・・・。

 ・・・・・
 
 トウコは、東京の街で同じ様に心に何かを抱えた男女、ナガノ、キクチ、ヤスコと出逢い・・・。
 そして・・・。

・・・・・

人が心に迷いを抱えている時、誰かと会い、話すことによって、
自分の心の「オアシス」に気が付くのかもしれない。

・・・・・

映画上映後に初日舞台挨拶。
登壇者は、左から加瀬亮さん、小林聡美さん、原田知世さんの3名。

この作品には、小林聡美さんと加瀬亮さんとのシーン、
そして小林聡美さんと原田知世さんとのシーンは存在するが、
加瀬亮さんと原田知世さんのシーンは無い。

そこで、興味深かったコメントは以下の通り・・・。

司会者:原田知世さんから見て、小林聡美さん+加瀬亮さんのシーンで印象に残ったシーンは?

原田知世さん:
  夜の車のシーンは新鮮だった。どういう風になって行くのかワクワクした。

  きつねうどんを食べるシーン。
  小林さんはダシをまず飲んで、加瀬さんはうどんからだった。
  私もダシからなので、女性はダシからなのかな?と思った。
  福岡の観客は麺からの人の方が多かった。

その後、川崎でも観客の挙手により調査。
結果、川崎でも麺からが多かった。

小林聡美さん:
  加瀬君はアイスをなんで横から食べるの?
  あんな変な所から食べるのは加瀬君だけ。

と場内の笑いを取る。

司会者:加瀬亮さんから見て、小林聡美さん+原田知世さんのシーンで印象に残ったシーンは?

加瀬亮さん:
  映画館のシーン。セリフの多さが印象的。俳優目線で、ここじゃなくて良かった・・・。

原田知世さん:小林さんとは初めて共演。何度も一緒に練習をした。

司会者:小林聡美さんから見て、加瀬亮さん、原田知世さん各々との共演シーンについて。

小林聡美さん:
  2人とのシーンはどちらも夜のシーンだった。
  加瀬君とは4回目の共演。初めて加瀬君の運転する車に乗った。
  今回は加瀬君は本気で運転。運転しながら演技が出来るとは凄い。

  原田さんとのシーンはセリフが多かった・・・。

原田知世さん:大変な分、印象に残った。

司会者:最後に一言ずつ。

加瀬亮さん:
  8月に映画が完成して、駆け足で全国を周った。
  ご覧の通り、言葉にしづらい映画。感じたことがあったら周りの人に広めてほしい。

原田知世さん:もしこの作品が気に入ったら、2度3度足を運んでほしい。

そして小林聡美さんの三本締めにて16分間の短い舞台挨拶が終了。

小林聡美さんが舞台挨拶のペースを作っていた感じ。

・・・・・

かなり地味ではあるが、味わい深い作品。
是非もう一度、劇場に足を運び、この作品の深い部分を探求してみたいと思う。

興味のある方は劇場で観賞してみることをお勧めしたい。

みっきぃパパ

ランキング参加中です。ぷちっと押してね矢印
にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ 30代サラリーマンへ
にほんブログ村

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

第24回東京国際映画祭コンペティション、トルコ映画「ホーム」

昨日10月22日(土)、
六本木ヒルズをメイン会場に開幕した第24回東京国際映画祭(TIFF)。

早速行って参りました

地下鉄日比谷線の六本木駅の改札を出ると、
まず目に飛び込んで来るのがTIFFの巨大な看板

tiff2011001.jpg

そして、六本木ヒルズに続く地下通路には例年通り、上映作品のポスターのギャラリー

tiff2011002.jpg

見ているだけで楽しい♪

そして、この空間も・・・、

tiff2011003.jpg

この演出も・・・、

tiff2011004.jpg

例年通り、映画祭ムードを盛り上げています♪

・・・・・

最初に観賞したのは、
第24回東京国際映画祭コンペティション部門に出品のトルコ映画「ホーム」。

tiff2011005.jpg

映画祭初日の10月23日、11:00よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズ スクリーン6にて観賞

そういえば、昨年の映画祭の最初に観たのもトルコ映画で、秀作「ゼフィール」であった。

・・・・・

トルコ映画「ホーム」。

tiff2011006.jpg

監督、脚本:ムザッフェル・オズデミル
出演:カンボラット・ギョルケム・アルスラン他
言語:トルコ語
上映時間:85分

監督のムザッフェル・オズデミル氏は、映画「冬の街」で、
第56回カンヌ国際映画祭(2003年)・最優秀男優賞を獲得した人物。

監督が自身の体験から自分を投影したという鬱病を患う主人公ドアンの目を通し、
トルコの環境破壊を伴う開発の嵐に一石を投じる作品。

ストーリー・・・

 歴史的建造物の補修などに携わる建築家の中年男ドアン。
 仲間とのキャンプ中、突然鬱病を発症してしまう。
 医者の勧めで、心を癒す為仕事を長期で休み、故郷の地方の村を訪れることにする。
 しかし、そこで見たものはトルコ政府の開発政策により環境破壊にさらされる川や山々だった。

美しい自然を映し出す映像が魅力的である。
小川のせせらぎ、風の音、鳥のさえずり・・・心癒される自然が発する音が印象的だが、
そこに重なり合うベルの音が更に美しい。
人間の作りだした音だが、人工的でありながら自然に調和するその音が美しい。

映画の冒頭、美しい自然の風景の中で突然出て来るのが、動物の死骸のアップのカット。
上映後のQ&Aで、製作者は「美しい自然の中にも残酷さが存在する」ことを示したかったと語る。

「美しい自然」、そして「動物の死骸」という描写は、「ゼフィール」にも出て来た。

突然出て来る動物の死骸には、ハッとさせられ、たいへん印象に残る演出である。

オープニングのカット。
浅い清流の川底に日光が当たり、ベルの影が映る。
そこに時折水滴が落ち、波紋が広がる。
そして静かな水の音にベルの音が重なる・・・。

ラストシーンの「山」の風景も衝撃的で忘れられない・・・。

一方、映画中盤に登場する大都市の夜景のカットも印象的である。
この美しい夜景のその先にあるものは破壊された自然なのである。

・・・・・

映画上映後、会場から拍手が沸き起こる。

そして、予定通り監督らが登壇し、Q&Aが行われた。

tiff2011007.jpg

映画祭では、上映後に監督等の製作者が登壇し、観客から直接質問を受け、
それに答えていくQ&Aという普段なかなか経験できない貴重な機会を楽しむこともできる。
作品の製作意図、解り難いシーンの解説など、深い話が聞けたりする。

以下、書き取って来たメモより、興味深い質疑応答を抜粋してまとめてみた。

Q1:製作意図について。
A1:トルコ政府が3千もの川を開発の犠牲にしようとしている。
   映画を撮り、それに反発を示した。

Q2:トルコの環境破壊と鬱について。環境破壊を表現するには「鬱」でなくても良いのでは?
A2:トラウマがメランコリー(鬱)を作るのか、メランコリーがトラウマを作るのか?
   我々はそれらを分けて考えないといけない。
   鬱の人でなくても人に同じ悲しみを与えられると思う。
   しかし、鬱である方が印象を与えやすい。
   これは自伝的な映画で、こうせざるを得なかった。
   私の心の悲観さを表現している。

Q3:過度な開発や環境破壊を描いた映画は過去にたくさんあったが、
   今回「旅」という形態をとったのは?
A3:5~6歳まで過ごした町、そこはエルドラド(理想郷)だった。
   そこは「銀の町」という名の町。そこで多くの会社がボーリングを行っている。
   それに反発する為、故郷へ何度も旅をした。
   そこが自分の子供時代の夢を追っていた場所だった。
   単に子供時代の夢を失っただけでなく、人生そのものを失ってしまった。
   100回近い旅。殆どルーティーンだった。回数を重ねる度に酷い方向へ向かっていた。

Q4:トルコでは上映されたか?「反発」のというテーマについてトルコ人の反応は?
A4:地方都市の映画祭で1度上映。反応は良かった。肯定的。
   しかし、首相、文化大臣は私に反発していた。

Q5:トルコでは、ダム建設に対して、賛成?反対?無関心?
A5:日本をまず見たい。東京に暮らしていると夜を昼の様にしていることが分かる。
   素晴らしい都市空間があり、素晴らしく娯楽に満ちた世界。
   こういうものを作り上げるパイプが存在する。
   そのパイプはいろいろな所から延びて来ていて、それを我々は吸っている。
   日本は島国で資源は限られている。街のその先を見ていない。
   これはどの位続くのか?

Q6:冒頭の動物の死骸のカットについて。
A6:自然は美しいが残酷な面もある。それは自然が病気になることで影響があるもの。
   これは羊の死骸である。監督が実際に見つけたものである。

一言では表せない難しいテーマを扱った作品だが、たいへん重厚感があり印象深く、
映画祭の最初を飾るに相応しい作品であった。

みっきぃパパ

ランキング参加中です。ぷちっと押してね矢印
にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ 30代サラリーマンへ
にほんブログ村

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

飲み会の帰りにとんこつラーメン

先日会社の飲み会があって、その帰りにとんこつラーメンの店に寄ってみる

tonkotsura1.jpg

この店は、神保町に映画を観に行った時に行く店の系列店。

「豚骨醤油ラーメン」(500円)

tonkotsura2.jpg

今回も、麺=かため、味=普通、脂=あっさりで注文♪

ダイエット♪

ここの店舗は初めてだったが、神保町店と殆ど味に差は無い感じ。

カツオ風味が美味

替玉が50円と安いのも魅力である

やはりとんこつラーメンの魅力は替玉である♪

みっきぃパパ

ランキング参加中です。ぷちっと押してね矢印
にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ 30代サラリーマンへ
にほんブログ村

テーマ : ラーメン
ジャンル : グルメ

ぼっかけ焼きそば

先日、久し振りに入間のアウトレットへ♪

iruma01.jpg

娘が生まれてからは初めて。

みっきぃは何度も来ているが・・・、

iruma04.jpg

娘にとっては初のアウトレット。

最近は目に入るもの全てが珍しい様で、キョロキョロ・・・ニコニコ・・・。

・・・・・

で、ランチはフードコートにて。

みっきぃパパは「ぼっかけ焼きそば ひげ屋」で「ぼっかけ焼きそば・大盛(750円)」を注文。

iruma05.jpg

具はトロトロの牛すじ煮込みの「ぼっかけ」♪

美味

そして、麺もこってりとソースが絡んで激うま

iruma02.jpg

どうやらラー油が入っているらしく、後半だんだんと口の中が辛くなっていくが、
これがまた美味♪

みっきぃママはハヤシオムライスを注文したらしい♪

iruma03.jpg

そして、生後5ヶ月の娘は、ストローから幼児用麦茶を旨そうに飲んでいたりする・・・。

iruma06.jpg

みっきぃパパ

ランキング参加中です。ぷちっと押してね矢印
にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ 30代サラリーマンへ
にほんブログ村

テーマ : B級グルメ
ジャンル : グルメ

ランキング参加中
ランキング参加中です。一日一回ぷちっと押してね矢印
プロフィール

みっきぃパパ

Author:みっきぃパパ
家族:みっきぃママ、みっきぃ(長男)、娘(長女)
職業:外資系エンジニア
年齢:アラフォー
キーワード:旅行、ゴルフ、映画、ラーメン、ミスチル、シンディ・ローパー

FC2カウンター
最新記事
カレンダー
09 | 2011/10 | 11
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
検索フォーム
のんびり♪みっきぃライフ
bnr_mickeylife.jpg
リンク
カテゴリ
月別アーカイブ
みっきぃパパへの連絡

名前:
メール:
件名:
本文: