2012-03-08(Thu)
映画「しあわせのパン」
1月28日(土)に全国で公開になった映画
「しあわせのパン」、
3月4日にヒューマントラストシネマ有楽町にて観て来ました

大ヒット中のこの作品、この日も63席のシアター2はほぼ満席になる盛況ぶり。
監督、脚本:三島有紀子さん
音楽:安川午朗さん
出演:原田知世さん(水縞りえ)、大泉洋さん(水縞尚)、森カンナさん(齋藤香織)、
平岡祐太さん(山下時生)、八木優希さん(未久)、光石研さん(未久のパパ)、
中村嘉葎雄さん(阪本史生)、渡辺美佐子さん(阪本アヤ)他
素晴らしい!の一言に尽きる作品です
心に「何か」を抱えた女性・りえ(原田知世さん)、
そしてりえと一緒に北海道へやって来たミズシマ(大泉洋さん)。
2人は湖畔で「カフェマーニ」を営んでいるが、そこへやはり心に「何か」を抱えた客が訪れ、
皆「カフェマーニ」のパンを食べ、「しあわせ」をつかんで行く・・・。
夏、秋、冬、そして春へと移りゆく季節、
三日月から満月へと満ちてゆく月、
それとともに未来へと希望を繋ぎ歩き出す人々の姿・・・。
ホンワカした笑いを誘うシーン、ホロリを涙を誘うシーンが連続し、幾度となく心を動かされた。
季節ごとの自然、そして食欲をそそる美味しそうな焼きたてのパンや料理の数々・・・。
カフェマーニの内装も美しく、美しいカットの連続も印象深かった。
パン、コーヒー、スープなどの真上からのカットも非常に印象深く、
赤ワイン、栗、色とりどりの野菜のカットも非常に美しい。
カフェマーニやガラス工房のガラス製品のカットもキレイである。

ストーリー、演出、撮影など何を取っても素晴らしく、主演の2人の演技も最高!
エンドロールでは、季節ごとに分けたキャスト紹介もほのぼのとさせられる。
エンディングテーマ曲も映画の最後を盛り上げてくれる。
全編に渡って流れる柔らかい空気が心地良い。
観終わって、自分も幸せになった感じがして、映画からパワーをもらうことができた。
絵本「月とマーニ」の取り入れ方も自然で素晴らしい。

人物描写も繊細である。
ストーリー・・・
東京での暮らしに疲れ、
ミズシマ(大泉洋さん)に誘われ北海道の月浦(ツキウラ)へやって来たりえ(原田知世さん)。
りえが子供の頃から好きだった絵本は「月とマーニ」。
そして絵本の中の少年「マーニ」がりえの初恋の相手だった。
りえとミズシマは、大自然に囲まれた月浦の美しい湖畔で「カフェマーニ」を営んでいる。
「カフェマーニ」は宿泊施設も備えたオーベルジュタイプのカフェである。
夏・・・。
東京から一人でやって来た若い女性・香織(森カンナさん)。
誕生日に合わせた沖縄旅行の筈だったが、彼氏に旅行をキャンセルされ傷つき、
代わりに月浦へとやって来たのであった。
「カフェマーニ」の2人や客のトキオ(平岡祐太さん)と出逢い、「カフェマーニ」のパンを食べ、
月浦の人々との交流を経て、「しあわせ」をつかんで行く・・・。
秋・・・。
親が離婚し、今は父親(光石研さん)と2人で暮らしている小学生の未久(八木優希さん)。
両親と3人で幸せに暮らしていた頃のことを忘れられず、
母親がよく作ってくれたカボチャのポタージュの味も忘れられずにいる。
ある晩、未久と未久の父親はそれぞれ「カフェマーニ」からディナーに招待される。
コースの最後はカボチャのポタージュとパン。
カボチャのポタージュとパンを食べ、心に溜め込んでいたものを吐き出した父と娘は・・・。

冬・・・。
ある吹雪の夜、「何か」を心に秘めた老夫婦が「カフェマーニ」へやって来る。
夫婦は、過去に兵庫で大きな地震に遭い、経営していた銭湯が倒壊してしまい、
そして娘を亡くすという辛い経験を持っている2人だった。
今、妻は病に冒され、2人は将来への希望を失い欠けていた。
やがて、パンが嫌いだった筈の妻はカフェマーニのパンを口にする。
満月が近付いた月浦で、老夫婦は・・・。
春・・・。
「カフェマーニ」を営むりえ。りえ自身の「しあわせ」は・・・。
そして、春に訪れた客とは・・・。
上映後の余韻はなかなか消えず、また今年も素晴らしい日本映画に出逢えた幸せな気分になりました。
お勧め作品です!
是非劇場まで!

みっきぃパパ
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3月4日にヒューマントラストシネマ有楽町にて観て来ました


大ヒット中のこの作品、この日も63席のシアター2はほぼ満席になる盛況ぶり。
監督、脚本:三島有紀子さん
音楽:安川午朗さん
出演:原田知世さん(水縞りえ)、大泉洋さん(水縞尚)、森カンナさん(齋藤香織)、
平岡祐太さん(山下時生)、八木優希さん(未久)、光石研さん(未久のパパ)、
中村嘉葎雄さん(阪本史生)、渡辺美佐子さん(阪本アヤ)他
素晴らしい!の一言に尽きる作品です

心に「何か」を抱えた女性・りえ(原田知世さん)、
そしてりえと一緒に北海道へやって来たミズシマ(大泉洋さん)。
2人は湖畔で「カフェマーニ」を営んでいるが、そこへやはり心に「何か」を抱えた客が訪れ、
皆「カフェマーニ」のパンを食べ、「しあわせ」をつかんで行く・・・。
夏、秋、冬、そして春へと移りゆく季節、
三日月から満月へと満ちてゆく月、
それとともに未来へと希望を繋ぎ歩き出す人々の姿・・・。
ホンワカした笑いを誘うシーン、ホロリを涙を誘うシーンが連続し、幾度となく心を動かされた。
季節ごとの自然、そして食欲をそそる美味しそうな焼きたてのパンや料理の数々・・・。
カフェマーニの内装も美しく、美しいカットの連続も印象深かった。
パン、コーヒー、スープなどの真上からのカットも非常に印象深く、
赤ワイン、栗、色とりどりの野菜のカットも非常に美しい。
カフェマーニやガラス工房のガラス製品のカットもキレイである。



ストーリー、演出、撮影など何を取っても素晴らしく、主演の2人の演技も最高!
エンドロールでは、季節ごとに分けたキャスト紹介もほのぼのとさせられる。
エンディングテーマ曲も映画の最後を盛り上げてくれる。
全編に渡って流れる柔らかい空気が心地良い。
観終わって、自分も幸せになった感じがして、映画からパワーをもらうことができた。
絵本「月とマーニ」の取り入れ方も自然で素晴らしい。

人物描写も繊細である。
ストーリー・・・
東京での暮らしに疲れ、
ミズシマ(大泉洋さん)に誘われ北海道の月浦(ツキウラ)へやって来たりえ(原田知世さん)。
りえが子供の頃から好きだった絵本は「月とマーニ」。
そして絵本の中の少年「マーニ」がりえの初恋の相手だった。
りえとミズシマは、大自然に囲まれた月浦の美しい湖畔で「カフェマーニ」を営んでいる。
「カフェマーニ」は宿泊施設も備えたオーベルジュタイプのカフェである。
夏・・・。
東京から一人でやって来た若い女性・香織(森カンナさん)。
誕生日に合わせた沖縄旅行の筈だったが、彼氏に旅行をキャンセルされ傷つき、
代わりに月浦へとやって来たのであった。
「カフェマーニ」の2人や客のトキオ(平岡祐太さん)と出逢い、「カフェマーニ」のパンを食べ、
月浦の人々との交流を経て、「しあわせ」をつかんで行く・・・。
秋・・・。
親が離婚し、今は父親(光石研さん)と2人で暮らしている小学生の未久(八木優希さん)。
両親と3人で幸せに暮らしていた頃のことを忘れられず、
母親がよく作ってくれたカボチャのポタージュの味も忘れられずにいる。
ある晩、未久と未久の父親はそれぞれ「カフェマーニ」からディナーに招待される。
コースの最後はカボチャのポタージュとパン。
カボチャのポタージュとパンを食べ、心に溜め込んでいたものを吐き出した父と娘は・・・。

冬・・・。
ある吹雪の夜、「何か」を心に秘めた老夫婦が「カフェマーニ」へやって来る。
夫婦は、過去に兵庫で大きな地震に遭い、経営していた銭湯が倒壊してしまい、
そして娘を亡くすという辛い経験を持っている2人だった。
今、妻は病に冒され、2人は将来への希望を失い欠けていた。
やがて、パンが嫌いだった筈の妻はカフェマーニのパンを口にする。
満月が近付いた月浦で、老夫婦は・・・。
春・・・。
「カフェマーニ」を営むりえ。りえ自身の「しあわせ」は・・・。
そして、春に訪れた客とは・・・。
上映後の余韻はなかなか消えず、また今年も素晴らしい日本映画に出逢えた幸せな気分になりました。
お勧め作品です!
是非劇場まで!

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