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映画「シグナル~月曜日のルカ~」と上映後の初日舞台挨拶

6月9日(土)に公開になった映画「シグナル~月曜日のルカ~」、
シネ・リーブル池袋にて初日舞台挨拶付き上映回にて鑑賞

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谷口正晃監督の最新作である。
谷口正晃監督の過去の作品では、「時をかける少女」が印象深い。

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映画「シグナル~月曜日のルカ~」は、
新潟県上越市と長野県上田市でのオールロケで撮影されている。

現在映画は、急速にデジタル化が進んでいる。
フィルム映画からデジタル映画へ・・・。
フィルム映画を上映する映写機の映写技師が登場するこの作品。
映画の中でも映写技師の「デジタル化が進んで、映写技師なんか要らなくなる」
というセリフが印象的だった。

古い映画館の映写室の風景が良い。
築100年という実際の映画館で撮影が行われたそうである。
テイストや時代背景は全く異なるが、
80年代の名作「ニュー・シネマ・パラダイス」を思い出した。

映画が好きな人、そして「ニュー・シネマ・パラダイス」が好きな人は、
この「シグナル~月曜日のルカ~」にもどこかで共感を覚えるのではないかと思う。
「ニュー・シネマ・パラダイス」はデジタル化という気配など全く無い時代の物語。
そして「シグナル~月曜日のルカ~」はデジタル化への流れの真っ只中にある時代の物語である。

ただし、「シグナル~月曜日のルカ~」のテーマそのものは、「デジタル化」ではない。

まもなくフィルム映画の時代が終わる。
そうすると、デジタル上映のための投資の難しい古い映画館の存続が危ぶまれると言われている。
映画のデジタル化にはメリットとデメリットがあるが、
長い間受け継がれてきたフィルム映画の良さについては、
どこかで大切な文化として残していってもらいたい。

ところで、今年2月に開催されたヨコハマ映画祭の最後にも、
 「今年上映した3作品は全て35mmのプリントだったが、現在映画のデジタル化が進んでいる。
  来年以降、上映作品がデジタルになってしまうと、関内ホールでは開催できなくなる」
というコメントがあった。

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映画「シグナル~月曜日のルカ~」・・・

 監督:谷口正晃さん
 原作:関口尚さん
 脚本:小林弘利さん、鴨義信さん
 音楽:村山達哉さん
 出演:三根梓さん(杉本ルカ)、西島隆弘さん(宮瀬恵介)、白石隼也さん(宮瀬春人)、
    高良健吾さん(ウルシダレイジ)、井上順さん(南川健吾)、宇津井健さん(杉本剛造)他

ストーリー・・・

 田舎の古い映画館「銀映館」。
 名画座と言われているその映画館では古き良き名作の上映を続けている。
 
 大学生の宮瀬恵介(西島隆弘さん)は夏休みに東京から帰郷し、
 学費を稼ぐために地元の映画館「銀映館」で映写技師のアルバイトを始めることにする。
 
 この映画館の映写技師長は若い女性ルカ(三根梓さん)。
 3年前にルカに起こったある出来事から、
 この3年間ルカは銀映館から一歩も外に出ることができずに銀映館で暮らしていた。
 
 恵介の採用条件として「ルカの過去を聞かない」、「月曜日のルカは憂鬱なのでそっとしておく」など、
 支配人の南川(井上順さん)から不思議な約束を言い渡される。
 
 そして銀映館に採用された恵介。
 人を寄せ付けないミステリアスな女性ルカだったが、徐々に恵介に心を開いていく。
 
 そんな時、恵介の前にウルシダレイジ(高良健吾さん)が現れる。
 レイジの狙いは・・・?
 
 そしてついに月曜日がやって来る・・・。

この作品の最大の魅力の一つは、俳優陣の演技力。

みっきぃパパが最も注目している俳優の一人、西島隆弘さん、期待通りの存在感。
「愛のむきだし」で国内外で非常に高い評価を受けているが、
その後も「スープ・オペラ」などを通して俳優としての存在感がますます増してきた印象がある。

ウルシダレイジ役の高良健吾さん、TVドラマ「おひさま」が印象的だったが、
「シグナル~月曜日のルカ~」の脚本を読んだ時、まだ「おひさま」をやっている時だったという。
「おひさま」での穏やかな役と正反対の役で、演じられるか不安だったそうだが、
さすがに実力派である。

そして初主演の三根梓さん、今後の活躍が楽しみである。

更に、撮影、演出、脚本もGOOD

・・・・・

映画上映後、11時56分より初日舞台挨拶。
登壇者は右から、白石隼也さん、三根梓さん、高良健吾さん、谷口正晃監督の4名。

印象深かった話は以下の通り。

司会:苦労したシーンは?
三根梓さん:
 毎日難しくて一生懸命だった。
 西島さんの手をバッと取って「爪をまめに切っておくように」というシーン。
 まだ撮影2日目だった。
 西島さんの手をバッと取ってしまっていいのかと思い、NGばかりだった。
 「それじゃ演技にならない。ルカが引っ張っていかないと」と言って、西島さんが助けてくれた。
監督:
 これは最初のシーンで大切な所。
 西島が役者としては先輩。でも映画の中ではそれを逆転しないといけなかった。
 最終的に良いシーンが撮れた。

高良健吾さん:
 自分の撮影初日はルカと別れるシーンで、大変だった。
 監督は気持ちでやらせてくれる。
 時間でOKを出さないといけないというのではなく、気持ちが入るまでやらせてくれた。
 
 西島さんについては、サソリのファンだったので、共演できて嬉しかった。

「サソリ」とは、西島隆弘さんが「愛のむきだし」で演じたユウが女装した時の役名である。

司会:映画の撮影でのエピソードは?
監督:
 フィクションだが、気持ちが本物じゃないと映画にならない。
 三根が高良にするビンタも本物じゃないといけなかった。
 ビンタの訓練もした。

司会:築100年の映画館での撮影について。
監督:
 古き良き映画館の話で、存在感のある映画館でないと成り立たない。
 撮影に使用したのは大正時代に建てられた映画館。
 あの映画館が役者の演技を引き立ててくれた。

また、この日、池袋での初日舞台挨拶に参加できなかった西島隆弘さんについて・・・、

監督:
 2人でサシで呑んだ時、「三根の最高のデビュー作にしましょうね」と言っていた。
 西島は周りに気を使う人。

舞台挨拶の終わりに、登壇者がサインボールを客席に投げ込む・・・。

1つも取れなくて残念

映画「シグナル~月曜日のルカ~」、全国で上映中!

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