第25回東京国際映画祭WORLD CINEMA、イタリア映画「眠れる美女」

第25回東京国際映画祭、開幕8日目の10月27日(土)、
2本目に観賞したのはWORLD CINEMA部門のイタリア映画「眠れる美女」。

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「WORLD CINEMA」とは、カンヌ、ベルリン、ヴェネチアなどの海外の映画祭で話題になった作品の内、
2012年8月末時点で日本での劇場公開が決まっていない作品を上映する部門である。

映画「眠れる美女」は、今年の8月に開催された
第69回ヴェネツィア国際映画祭・コンペティション部門に出品された作品で、
ファブリッツォ・ファルコさんがマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を受賞している。

監督、脚本:マルコ・ベロッキオさん
プロデューサ:リッカルド・トッツィさん
脚本:ヴェロニカ・ライモさん、ステファノ・ルッリさん
出演:イザベル・ユペールさん、トニ・セルヴィッロさん、アルバ・ロルヴァケルさん、
   ミケーレ・リオンディーノさん、マヤ・サンサさん、ピエール・ジョルジョ・ベロッキオさん他
製作国:イタリア、フランス
製作年:2012年
上映時間:110分

2009年のイタリア。
17年もの間昏睡状態が続いていた少女の尊厳死について論争が吹き荒れた。

尊厳死という難しい問題を扱った作品だが、
自分自身や家族に同じ様な問題が降りかかった場合、
どうすれば良いのか・・・深く考えさせられた作品である。

この作品は、いくつかの物語が並行で進み、
少々頭を使わないと正確に物語を追うことが難しくなってしまうことも・・・。

・・・・・

上映後にQ&A。
登壇者は俳優のピエール・ジョルジョ・ベロッキオさん。

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Q(司会):
 この作品にピエールさんが参加することになった経緯は?
A(ピエール):
 監督は私の父。彼の映画には何本も出ている。
 かなりのオーディションを受けている。
 オーディションを受けるということはテストを経ているということ。
 オーディションを終えた時には落ち着いた気持ちで映画に臨むことが出来た。
 これまではそうだったが、今回はオーディションを全く受けずにこの役をやった。
 自分としては心配になった。映画そのもの撮影そのものがテストになるということ。

Q(司会):
 今回オーディション無しだった理由は?
A(ピエール):
 今まで多くのオーディションをやっていて、監督とは8本やってて、
 自分の能力や可能性は監督も解っていて、今回はオーディション不要となったと思う。
 監督は脚本の時点で役者を思い描いて書いているということもある。

Q(観客):
 脚本を書く時点でピエールさんに相談されたようなことは?
A(ピエール):
 この映画の構想は4年前。そして事件が起こった。
 その時は感情的に巻き込まれる様な動揺する素材だったので、時間が経つのを待った。
 この映画は複雑な構造なので、共同脚本家が必要で、2人の脚本家を置いた。
 全ての脚本が完成してから監督は役者と話したので、
 脚本の段階で役者に相談することは無かった。

・・・・・

みっきぃパパ

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第25回東京国際映画祭コンペティション、チリ映画「NO」

第25回東京国際映画祭、開幕8日目、10月27日(土)。

TOHOシネマズ六本木ヒルズ・スクリーン7にて、11:30より、
コンペティション部門に出品のチリ映画「NO」を観賞。

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監督:パブロ・ララインさん
製作:ファン・デ・ディオス・ララインさん、ダニエル・マルク・ドレフュスさん
脚本:ペドロ・ペイラーノさん
編集:アンドレア・シニョリさん
出演:ガエル・ガルシア・ベルナルさん、アルフレド・カストロさん、ルイス・ニェッコさん他
製作国:チリ、アメリカ
製作年:2012年
言語:スペイン語
上映時間:117分

舞台は1988年、南米チリ。
ピノチェト独裁政権下において、国民による信任投票が実施される。
独裁政権側の「YES」陣営と独裁政権に反対する「NO」陣営。
「NO」陣営を指揮する若きCMディレクターの闘いを描いた作品。

2002年に一度だけチリを旅行したことがあるが、
あまりこの国の歴史について深く考えたことは無かったかもしれない。
独裁政権下で多くの命が奪われ、多くの行方不明者が出たという事実に衝撃を受けた。

この作品で最も印象深かったのは「映像の粗さ」。
どのようにこの粗い映像を作りだしたのか、非常に興味があったが、
上映後のQ&Aで観客の一人がプロデューサに質問をしてくれた。

遠く離れたチリの物語ではあるが、
自分の青春時代と重なる1988年頃の物語ということもあって、
なんとなく懐かしさも感じながら、政治ドラマに観入ってしまった。

主人公がスケートボードに乗る冒頭のシーン。
そして同じく主人公がスケートボードに乗るエンディングのシーン。
それぞれ闘いの前と後の異なる状況でのスケートボードのシーンだが、
違った爽快感を感じる。その対比が興味深い。

・・・・・

上映後にQ&Aが行われた。

監督:東京に来ることは初めて。東京国際映画祭に参加できて深く感謝。

Q(司会):
 プロデューサのダニエルさんはロサンゼルスをベースにする米国人。
 このパブロ・ラライン監督によるチリ映画に関わることになったいきさつは?
A(プロデューサ):
 これはチリと米国の共同作品。元々は監督の兄ファンさんがプロデューサをしていた。
 ファンさんからロスでこのプロジェクトを聞いて、私はこの物語は皆に伝える必要があると思った。
 私はスコット生まれのブラジル育ち。よって、南米世界の現実感が近く感じられた。
 ブラジルもかつては独裁政権で、父が独裁政権について研究していた。
 この作品の物語自体が私のバックグラウンドに近かった。

Q(観客):
 ドラマの部分の映像は、現在のカメラで撮ったものをデジタルで加工したのか、
 それとも当時の機材で撮ったのか?
 かなり荒れた画像になるので、商業的に作品として出すのに不安はなかったか?
A(プロデューサ):
 監督は当時のフッテージをたくさん使いたかった。
 「YES」と「NO」のキャンペーンはどちらもオリジナル。
 監督はスタイル、手法、テクニックなど色々試して、それが当時の映像と合うか確認した。
 最終的には80年代のユーマジックカメラを使うことに決めた。
 これはオリジナルの映像を撮ったのと同じカメラで撮った。
 機材入手に当たって、ネットでこの日本製の83年型のカメラをたくさん買った。

・・・・・

みっきぃパパ

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テーマ : 映画祭
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1年振りの「梅蘭やきそば」

昨日のブログのつづき

ランチは時間が無くて、ホットドッグで終わったが、
夜は映画と映画の間の時間が結構あったので、ディナーは梅蘭・六本木ヒルズ店へ

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ここに入るのは、昨年の東京国際映画祭の時以来、約1年振り♪

この店の目玉商品は「梅蘭やきそば」

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かりかりのヤキソバの中にはあんかけが・・・

そして卵を周囲に流しているらしい♪

食べる前にまず香って来るのは焼いた卵の匂い

心地良く、食欲をそそるかほりである♪

で、食べてみるとなんだかあんかけがかなりしょっぱい

ん???

去年食べた時はこんなにしょっぱくなかった気が・・・。

味覚が変わった可能性もあるが、それにしても・・・。

でも、基本的に美味なのは変わりない

また食べに行ってみよーっと♪

みっきぃパパ

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チーズホットドッグ

この週末も東京国際映画祭、元気に通っております

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この期間、一日に何本も映画を観るので、上映時間のタイミングで、
食事抜きになったり、ちゃんと食べられたり、簡単なスナック程度になったり・・・。

で、昨日のランチは映画館の売店でホットドッグセット

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初めてチーズ味を選んでみました♪

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とろとろのチーズがたっぷりかかっていて、
ソーセージから出て来る肉汁とチーズが口の中で混ざって激うま

映画館の売店のスナックも味のレベルが上がったらしい・・・。

みっきぃパパ

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第25回東京国際映画祭コンペティション、日本映画「フラッシュバックメモリーズ 3D」

東京国際映画祭開幕2日目、10月21日(日)。

日本映画「黒い四角」に続いて観賞したのは、
コンペティション部門に出品の日本映画「フラッシュバックメモリーズ 3D」。

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大阪出身のディジュリドゥ奏者GOMA(ごま)。
2009年11月、首都高で事故に遭い、高次脳機能障害を患う。
昔撮影された映像から事故後の映像まで、そして震災後に達成した復帰まで・・・
GOMAの数々の映像を背景に、
GOMAが奏でるディジュリドゥの音色が映画全編に渡って劇場内に響き続ける。

GOMAを支える続けた家族の様子に感動しながらも、
自分自身が登場する過去の映像を見てもその時のことを思い出せないというGOMAの話が辛い。

ディジュリドゥという楽器の存在も、GOMAさんという方も知らなかったが、
それでもこの作品は楽しんで観賞することが出来た。

ちなみにディジュリドゥとは、オーストラリアの先住民アボリジニの金管楽器とのこと。

たいへん個性的で独創的で印象深い作品である。

・・・・・

監督:松江哲明さん
プロデューサー:高根順次さん
出演:GOMAさん他
製作国:日本
製作年:2012年
上映時間:72分

・・・・・

上映前に舞台挨拶が行われた。
登壇者は、松江哲明監督とGOMAさん。

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監督:
 東京国際映画祭の参加は3本目。

GOMA:
 楽器が無い状態でステージに立つと丸裸な気分。
 自分の人生が映画になって皆に観てもらえる状況が信じられない。
 記憶を確かめるためにオーストラリアへ行っていた。まだ完成した映画を観ていない。
 皆さんと同じ様な気持ちで一緒に観られることを嬉しく思う。

監督:
 この作品は自分にとって初めてのことが多い。3Dも初めて。
 自分にとって挑戦。劇場で体感できる作品を目指した。
 ハリウッド映画の様にスケール感を目指す様な3Dではなく、
 もっと小さい、奥行きとか飛び出しではなく、いくつもの層が同時に見える様な3Dにした。
 GOMAさんとの出逢いがそういう映画の作り方に気付かせてくれた。
 それをGOMAさんにこれからお返ししたい。

・・・・・

上映後にQ&A。

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冒頭からGOMAさん、感極まって号泣。

監督:
 GOMAさんには「ありがとうございます」としか言えない。
 何故3D?とよく聞かれるが、それはGOMAさんと逢ったから。
 震災の後のライブで初めてGOMAの演奏を聴いて、
 高根プロデューサに3Dで撮りたいと言った。
 高根さんも3Dは初めてだった。

Q(司会):
 今を生きるというメッセージが色濃く出ていたと思う。
A(監督):
 GOMAさんと会ってから、何度かGOMAさんの家に行ったが、
 GOMAさんは前に僕と会った時のことを覚えていない。
 でも前と続く様に話してくれるが、それがGOMAさんには難しいということは分かっていた。
 僕と会う前に日記を何度も読んだり、写真を見たりしてなんとか覚えてくれているのが伝わった。
 そこでGOMAさんの言葉で心に残っているものがあって、それが映画の中に残した部分。
 3.11の後にGOMAさんの音楽と出逢って、
 震災の後の空気とかその中の自分の気持ちがこの映画には良く入っている。

Q(観客):
 時系列順に話が進んでいたが?
 また、誰か一人のドキュメンタリーを撮る場合、その方に訪れた苦境の部分をどう描くかが重要。
 どのような配慮をしたか?
A(監督):
 ライブを観て、GOMAさんは障害を抱えているけれども、その前に音楽の人だと思った。
 事故の部分をクローズアップする作り方なら3Dでは撮らなかった。
 もっとインタビューをしたりする様な作り方をした。
 ライブの高揚感を伝えるには2Dよりも3D。
 記憶を同時に描けるのは3D。時系列で描くというのは、
 説明ではなく映像そのもので語ることができるのではないかと思った。
 
 実はここに映っている映像は、GOMAさん自身が10年以上に渡って撮っていた映像。
 GOMAさんがドキュメンタリーを作っていた。
 首都高での事故は、このデータを受け取りに行く途中で起こった。
 前半の映像はGOMAさんが撮っていた映像があったからこそできた。

Q(観客):
 家族の絆を感じた。奥様が観ていたらどのように仰るか?
A(GOMA):
 人の付き合いは長い方が良い。事故に遭った時、カバーできる部分が多い。
 その人と同じ記憶を共有しているということ。
 お互いの変化にすぐ気付いてくれる仲間がいると素敵な人生になるのでは。

・・・・・

今後、1月中旬に新宿バルト9で一般劇場公開予定だそうである。

興味のある方は劇場まで!

みっきぃパパ

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第25回東京国際映画祭コンペティション、日本映画「黒い四角」

10月21日(日)、第25回東京国際映画祭2日目。
まずはコンペティション部門に出品の日本映画「黒い四角」を観賞。

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この上映がワールド・プレミアである。

この作品を観ようと思ったきっかけは、この不思議なタイトルに興味を持ったことだった。
ただ、どんな作品なのだろうかと・・・。

実際観てみると、前半のファンタジーと後半の切ないラブストーリーとが
絶妙なバランスで、作品全体の不思議なバランスが魅力的だった。
最後までストーリー展開に興味を引かれた。
2時間半近くの作品であったが、全くその長さを感じさせなかった。

北京郊外の市街地の風景も美しく印象的だった。

主演を務めた中泉英雄さんの演技も素晴らしい。

・・・・・

監督、脚本、編集:奥原浩志さん
プロデューサー:李鋭さん、奥原智子さん
出演:中泉英雄さん、丹紅さん、陳璽旭さん、鈴木美妃さん、王宏偉さん、狗子さん、張次禹さん他
上映時間:144分
製作年:2012年
製作国:日本
言語:北京語

・・・・・

TOHOシネマズ六本木ヒルズ・スクリーン7にて17時10分開演。

まずは上映前の舞台挨拶。

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登壇者は、左から奥原浩志監督、鈴木美妃さん、中泉英雄さんの3名。

監督:東京国際映画祭に参加するのは初めて。この作品の前までは日本で映画を撮っていたが、
   日本で撮っていると、どうしても外国のお客さんに観てもらいたくなって、
   外国に出品していたりした。
   今回は全て北京で撮ったが、
   外国で撮ると逆にどうしても日本のお客さんに観てもらいたいと強く思って、
   選んでもらって本当に嬉しく思う。

鈴木:中国に行って7年になる。
   こうやって日本で公の場に立つ機会を与えてくれて感謝したい。
   もしかしたら中国のお客さんもいるかもしれないが、楽しんでいってもらいたい。

中泉:以前、コンペではなかったが、東京国際映画祭に参加させてもらった。
   今回はコンペということで嬉しく思う。これだけの人に来てもらってありがたく思う。
   僕もまだ観ていないので、しっかり楽しみたいと思う。

司会:あまりにも出来立てで、キャストの皆さんもまだご覧になっていないとのこと。

司会:北京で撮ったとのことだが、日本で撮ることとの違いは?
監督:いっぱいある。撮ってる最中にいろいろ大変なことがあった。
   追いつめられると「やってられない」という気持ちもあった。
   でもよくよく考えてみると、日本で撮るのと同じかなと今は思う。

・・・・・

ストーリー・・・

 中国・北京郊外の芸術家村。
 売れない芸術家チャオピンは、
 ある画廊で真っ黒に塗りつぶされただけの不思議な絵画を目にする。
 その絵画には非常に高額な値がつけられ、
 しかも「SOLD OUT」となっていることに呆れてしまう。
 しかし、何故かチャオピンは「黒い四角」に心を奪われてしまう。
 
 そしてある日、チャオピンは空を飛んでいく「黒い四角」を発見し、追いかけて行く。
 厚みの無い「黒い四角」は荒れ地に降り、ただそこに立っている。
 
 チャオピンが覗き込んでいると、
 「黒い四角」から突然全裸の男性(中泉英雄さん)が出て来る。
 その男性は全く話さず、名前もどこから来たのかも分からない。
 男性は記憶を失っていたのだった。
 チャオピンはその男性に服を貸してやり、家に連れて帰る。
 そして、チャオピンはその男性にお金を渡し、町へ出て仕事を探す様に勧める・・・。
 チャオピンはその男性を「黒四角」と名付ける。
 
 突然「黒い四角」から出て来た男性は何者なのだろうか・・・。
 この「黒い四角」は何を意味するものなのだろうか・・・。

・・・・・

上映終了後に監督と出演者が登壇してのQ&A。

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Q1(司会):
 「黒い四角」という発想はどこから?   
A1(監督):
 この脚本は2~3年前に書いた。
 舞台になっている郊外の村によく遊びに行っていた。
 未知の土地に何の知識もなく行ったので、その感じとその中国の風景がSF的だった。

Q2(司会):
 SFから「2001年宇宙の旅」のモノリスという発想は短絡的過ぎ?
A2(監督):
 あの物体自体何でも良かった。例えばキティちゃんでも良かった。
 キティちゃんの中から黒四角が現れても良かった。
 そうすると、何でキティちゃんなんだと観客は気になるが・・・。
 あの黒い四角という印象的な象徴的なものは、物語とあまり関係性が強すぎてはという、
 その辺の微妙なバランスを考えた。

Q3(観客):
 後半のラブスーリーの切ない感じに感動した。
 前半はどういう展開の話になるのかさっぱり分からなかったが、
 後半のメインとなるラブストーリーとは直接関係無いような要素が多かった気がする。
 その狙いは?
A3(監督):
 関係無いことはないが、導入部分と途中からの展開と統一感は無いかもしれない。
 登場人物が少ない作品。メインの登場人物は4人だけ。
 チャオピンと黒四角の関係性も何でもない様な所も割と重要で、そこをきちんと描いてないと、
 後半の過去のシーンの深みも弱まる。
 観客もチャオピンと黒四角の出逢いの部分などを見ているからこそ、後半のシーンが生きて来る。

Q4(観客):
 基本的に恋愛映画。後半は何故日中戦争の軍人を選んだか?メッセージがあるのか?
 また、中国での公開予定は?
A4(監督):
 中国行ってから日中戦争について興味が出て来た。行く前から好きな小説はあった。
 ラブストーリーであるが、一番最初に考えたのは、死者についての映画にしてみようと思った。
 脚本を書いているうちに、亡霊と愛というものは同じだと思うようになった。
 中国公開はこのままでは無理なので、編集が必要。

Q5(司会):
 中泉さんの役は前半も後半も特殊な役だが、どのように役作りを行った?
A5(中泉):
 監督から連絡をもらって、主役だと言われた。何もしないでくれと言われた。
 主役は動かなくても主役だからと。それを考えながら、極力動かない様にした。

Q6(司会):
 鈴木さんは監督とはどのようなディスカッションをしたか?
A6(鈴木):
 特にこうしてほしいとかは無かった。
 自分の為に書いてくれたのではないかと思う位、とてもやりやすい役だった。
 考え過ぎない様にした。

Q7(観客):
 いろいろ伏線のある映画。亡霊と愛について話されたが、
 一番伝えたかったのは「人が消えても想いは消えない」ということか?
A7(監督):
 今のキャッチコピーが良かった。そういうことですねきっと。

Q8(観客):
 印象に残ったのは、どこかで会ったことがあるという感覚を強調されていたのと、
 だからと言って個人として同じ人はいないということ。
 中泉さんの演じた人が唯一現実の世界に残して行ったものが、似顔絵だったということ。
 そこに特別なメッセージがあったのか?
A8(監督):
 40年代の世界で渡せなかったものを渡しに来たという構図にもなっている。
 でもそれを強調して描くつもりは無かった。

・・・・・

切ないラブストーリー・・・。
美しくも悲しい物語である。
そして芸術的センスも感じさせる。

今後の劇場公開も非常に楽しみである。

観客賞の投票用紙も「大変良い」を付けさせてもらった。

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みっきぃパパ

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テーマ : 映画祭
ジャンル : 映画

ゴルフ入門コース終了

今週日曜日は東京国際映画祭の合間を縫って、ゴルフ入門コースの3回目。
いよいよ最終回

今回は、先日買ってもらったゴルフ用のシャツを着て行ったもんねー

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いつも通り7番アイアンを使っての練習♪

前2回は全てハーフスイングでの練習だったが、
やっとボールに当たる確率が増えて来たことで、
今回は後半からフルスイングでの練習。

またここで勝手が変わってしまい、最初はたいへん

再びボールが飛ばなくなったりもして・・・

でもなんとか入門コースを無事卒業して、
来月からは次のコースに進級することになりました

一応上達しているので、どんどん楽しくなって来ました♪

みっきぃパパ

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第25回東京国際映画祭・公式オープニング作品、米映画「シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語」

第25回東京国際映画祭オープニングセレモニーの中継の後は、
公式オープニング作品「シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語」の上映。

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これはワールド・プレミアで、世界で初めてここで一般向けに上映される。
貴重な機会である

日本での劇場公開は11月9日。

映画「シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語」は、
世界的にも有名なサーカス「シルク・ドゥ・ソレイユ」を映画化したもので、3D作品である。

「シルク・ドゥ・ソレイユ」は、「太陽のサーカス」という意味。

監督、製作、脚本:アンドリュー・アダムソンさん
製作総指揮:ジェームズ・キャメロンさん、ジャック・メディソンさん
出演:エリカ・リンツさん、イゴール・ザリポフさん他
製作年:2012年
製作国:アメリカ

これは単なるサーカスのドキュメンタリーではなく、
ストーリーを持たせたエンターテイメント作品である。

主人公ミア(エリカ・リンツさん)は、ある町のサーカスを見に来る。
そこで空中ブランコの青年と出逢うが、誤ってブランコから落下したその青年は、
そのままどこかへ消えてしまう。
そしてミアも異次元の世界へと・・・。

・・・・・

映画上映前に、上戸彩さん、エリカ・リンツさん、アンドリュー・アダムソン監督、
ジャック・メディソンさんの4名が登壇しての舞台挨拶。

印象に残ったコメントは以下の通り。

Q:お気に入りのシーンは?
A:(監督)エリカが出ているシークエンス全て。どれが一番とは言えない。でも最後のシーンが一番か。

Q:一番のチャレンジは?
A:(ジャック・メディソンさん)3つの要素が絡んでいた。
  1. ライブパフォーマンス、2. ストーリー・・・キャラクターをどう出していくか、3. 3D
  大きなチャンレンジだったが、上手くいった。

・・・・・

3Dで大迫力のパフォーマンスの連続。

美しく、力強く、幻想的な世界・・・

この作品は劇場で観るべき作品だと思う。

今まで「シルク・ドゥ・ソレイユ」についてあまり知らなかったが、
この作品を観て、いつかこのサーカスを是非生で見てみたいと思った。

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みっきぃパパ

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テーマ : 映画祭
ジャンル : 映画

第25回東京国際映画祭・グリーンカーペット、オープニングセレモニー中継

第25回東京国際映画祭・特別オープニング作品「JAPAN IN A DAY[ジャパン イン ア デイ]」を観賞後、
いよいよグリーンカーペット。

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今年は劇場のスクリーンで観賞。

13時半から約3時間にも渡るグリーンカーペットの中継の後、
オープニングセレモニーの中継があり、
そして公式オープニング作品「シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語」の上映と続く。

これらは共通のチケットで観賞可能。

この上映回は、非常にセキュリティーが厳しく、
入口で手荷物検査や金属探知機によるボディチェックが行われ、
カメラ等は持ち込み禁止で、入口でスタッフに預けなければならなかった。

さらに携帯電話は電源を切って、もらった封筒に入れて封をしなければならないといった徹底ぶり

こんな封筒↓
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13時30分、グリーンカーペットの中継開始。

前田○子さん等、スターが次々とグリーンカーペットを歩き、
沿道のファンとの記念撮影やサインに気軽に応じている。

これが東京国際映画祭の一つの楽しみでもある。

延々と続くグリーンカーペット。
16時半のオープニングセレモニー開始まで3時間もあり、さすがに長かったので、
途中退場してランチ

で、戻って来たらまた手荷物検査&ボディチェック

・・・・・

そして16時30分、いよいよオープニングセレモニー。

司会は残念ながら、某テレビ局の普段から間違いだらけの某男性アナウンサー
嫌な予感がしたが、案の定流れが非常に悪く、連続するジョークも外しまくり

・・・・・

16時40分頃から約12分間、
「007 スカイフォール スペシャル・プレゼンテーション ~007シリーズ誕生50周年記念~」の上映。

・・・・・

次に依田巽チェアマンの開会宣言。

昨年の東京サクラグランプリ受賞作品「最強のふたり」の興行的大成功に触れる。
そして、コンペティション部門への応募本数が増加していることについても紹介。

そして、枝野経済産業大臣の挨拶。

さらに、客席の前原誠司氏、海江田万里氏らの紹介。

次に、特別感謝賞のレイモンド・チョウ氏の表彰。
ご本人は中耳炎の為、来日できず東京国際映画祭は残念ながら欠席

今回の映画祭では、これを記念して、
この日の深夜からレイモンド・チョウ氏の3作品がオールナイト上映された。

上映された作品は以下の通り。
「ポリス・ストーリー/香港国際警察」(1985年 香港)
「霊幻道士」(1980年 香港)
「キャノンボール」(1980年 アメリカ)

そして、各部門の紹介。

コンペティション部門のエントリー作品と審査員の紹介。
アジアの風部門、WORLD CINEMA部門、natural TIFF、
特別オープニング作品、公式オープニング作品と続く・・・。

・・・・・

そしていよいよ公式オープニング作品「シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語」の舞台挨拶である。

みっきぃパパ

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テーマ : 映画祭
ジャンル : 映画

第25回東京国際映画祭・特別オープニング作品、日本映画「JAPAN IN A DAY」

今月20日に開幕となった第25回東京国際映画祭。

9日間に渡る今年の映画祭で最初に観賞したのは、
特別オープニング作品の日本映画「JAPAN IN A DAY[ジャパン イン ア デイ]」。

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監督:フィリップ・マーティンさん、成田岳さん
製作総指揮:リドリー・スコットさん
エグゼクティブ・プロデューサー:亀山千広さん
プロデューサー:リザ・マーシャルさん
製作国:日本、イギリス
製作年:2012年
上映時間92分

映画「JAPAN IN A DAY[ジャパン イン ア デイ]」は、11月3日に劇場公開となるが、
東京国際映画祭ではワールドプレミアとしていち早く一般公開された。

これは、我々日本人にとって特別な日、3月11日・・・、
あの震災から丁度1年経った2012年3月11日に人々がどう過ごしたかをまとめた作品である。

あの日を忘れない為にも・・・。

世界12カ国から8000本も集まった2012年3月11日に撮影された動画。
それを1本の映画に仕上げた作品である。

3月11日は特別な日である。
しかし、特別ではない日って、存在するのであろうか・・・?

・・・・・

2012年3月11日14時46分。
日本中の至る場所で黙祷が捧げられた。
映画の中にもあの瞬間の日本各地の様子が映し出される。
3月11日14時46分という瞬間は、これからも我々は忘れてはいけないと思う。

家族を失った仮設住宅で暮らす被災者の方。
明るくカメラに向かって話されているが、あれから1年経ったあの日、
当時を思い出されて、本当に辛かったと思う。

・・・・・

悲劇に見舞われた日本。
この映画は、当時を振り返るだけでなく、「これから」を見つめ直すきっかけをくれる作品である。

・・・・・

上映前に、約30分間の舞台挨拶が行われた。
一般の観客による写真撮影は禁止。

印象に残ったコメントは以下の通り。

Q:8000本ものフィルム。率直にどう思った?
A:(フィリップ・マーティン監督)
  驚いた。最初は数に圧倒された。
  成田監督と観て行く内に我々が笑える所など、共通点が多かった。
  この監督となら上手く出来そうだと思った。

Q:大切にしてきたものは?
A:(成田監督)
  素材の声をなるべく大切にした。
  1本1本の思いを損なわずに1本の映画にまとめた。

製作総指揮:リドリー・スコットさんからの手紙
 「作った時は、この独特な方法でどうなるか分からなかったが、
  想像を超えるユニークで素晴らしい作品となった。
  全ての関係者に感謝したい」

Q:「日本はふるさと」とは、どういう想いから来た言葉?
A:(出演者の一人・マイケルさん)
  元々は1年計画で日本に来た。そしてもう1年延長。そして日本人女性と婚約。
  そんな中、東日本大震災。
  日本人が一致団結して困難を乗り越えようとしている姿に感銘を受けた。
  この美しい日本を離れたくないと思った。

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みっきぃパパ

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