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第25回東京国際映画祭コンペティション、チリ映画「NO」

第25回東京国際映画祭、開幕8日目、10月27日(土)。

TOHOシネマズ六本木ヒルズ・スクリーン7にて、11:30より、
コンペティション部門に出品のチリ映画「NO」を観賞。

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監督:パブロ・ララインさん
製作:ファン・デ・ディオス・ララインさん、ダニエル・マルク・ドレフュスさん
脚本:ペドロ・ペイラーノさん
編集:アンドレア・シニョリさん
出演:ガエル・ガルシア・ベルナルさん、アルフレド・カストロさん、ルイス・ニェッコさん他
製作国:チリ、アメリカ
製作年:2012年
言語:スペイン語
上映時間:117分

舞台は1988年、南米チリ。
ピノチェト独裁政権下において、国民による信任投票が実施される。
独裁政権側の「YES」陣営と独裁政権に反対する「NO」陣営。
「NO」陣営を指揮する若きCMディレクターの闘いを描いた作品。

2002年に一度だけチリを旅行したことがあるが、
あまりこの国の歴史について深く考えたことは無かったかもしれない。
独裁政権下で多くの命が奪われ、多くの行方不明者が出たという事実に衝撃を受けた。

この作品で最も印象深かったのは「映像の粗さ」。
どのようにこの粗い映像を作りだしたのか、非常に興味があったが、
上映後のQ&Aで観客の一人がプロデューサに質問をしてくれた。

遠く離れたチリの物語ではあるが、
自分の青春時代と重なる1988年頃の物語ということもあって、
なんとなく懐かしさも感じながら、政治ドラマに観入ってしまった。

主人公がスケートボードに乗る冒頭のシーン。
そして同じく主人公がスケートボードに乗るエンディングのシーン。
それぞれ闘いの前と後の異なる状況でのスケートボードのシーンだが、
違った爽快感を感じる。その対比が興味深い。

・・・・・

上映後にQ&Aが行われた。

監督:東京に来ることは初めて。東京国際映画祭に参加できて深く感謝。

Q(司会):
 プロデューサのダニエルさんはロサンゼルスをベースにする米国人。
 このパブロ・ラライン監督によるチリ映画に関わることになったいきさつは?
A(プロデューサ):
 これはチリと米国の共同作品。元々は監督の兄ファンさんがプロデューサをしていた。
 ファンさんからロスでこのプロジェクトを聞いて、私はこの物語は皆に伝える必要があると思った。
 私はスコット生まれのブラジル育ち。よって、南米世界の現実感が近く感じられた。
 ブラジルもかつては独裁政権で、父が独裁政権について研究していた。
 この作品の物語自体が私のバックグラウンドに近かった。

Q(観客):
 ドラマの部分の映像は、現在のカメラで撮ったものをデジタルで加工したのか、
 それとも当時の機材で撮ったのか?
 かなり荒れた画像になるので、商業的に作品として出すのに不安はなかったか?
A(プロデューサ):
 監督は当時のフッテージをたくさん使いたかった。
 「YES」と「NO」のキャンペーンはどちらもオリジナル。
 監督はスタイル、手法、テクニックなど色々試して、それが当時の映像と合うか確認した。
 最終的には80年代のユーマジックカメラを使うことに決めた。
 これはオリジナルの映像を撮ったのと同じカメラで撮った。
 機材入手に当たって、ネットでこの日本製の83年型のカメラをたくさん買った。

・・・・・

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