2012-10-31(Wed)
第25回東京国際映画祭WORLD CINEMA、イタリア映画「眠れる美女」
第25回東京国際映画祭、開幕8日目の10月27日(土)、
2本目に観賞したのはWORLD CINEMA部門のイタリア映画
「眠れる美女」。

「WORLD CINEMA」とは、カンヌ、ベルリン、ヴェネチアなどの海外の映画祭で話題になった作品の内、
2012年8月末時点で日本での劇場公開が決まっていない作品を上映する部門である。
映画
「眠れる美女」は、今年の8月に開催された
第69回ヴェネツィア国際映画祭・コンペティション部門に出品された作品で、
ファブリッツォ・ファルコさんがマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を受賞している。
監督、脚本:マルコ・ベロッキオさん
プロデューサ:リッカルド・トッツィさん
脚本:ヴェロニカ・ライモさん、ステファノ・ルッリさん
出演:イザベル・ユペールさん、トニ・セルヴィッロさん、アルバ・ロルヴァケルさん、
ミケーレ・リオンディーノさん、マヤ・サンサさん、ピエール・ジョルジョ・ベロッキオさん他
製作国:イタリア、フランス
製作年:2012年
上映時間:110分
2009年のイタリア。
17年もの間昏睡状態が続いていた少女の尊厳死について論争が吹き荒れた。
尊厳死という難しい問題を扱った作品だが、
自分自身や家族に同じ様な問題が降りかかった場合、
どうすれば良いのか・・・深く考えさせられた作品である。
この作品は、いくつかの物語が並行で進み、
少々頭を使わないと正確に物語を追うことが難しくなってしまうことも・・・。
・・・・・
上映後にQ&A。
登壇者は俳優のピエール・ジョルジョ・ベロッキオさん。

Q(司会):
この作品にピエールさんが参加することになった経緯は?
A(ピエール):
監督は私の父。彼の映画には何本も出ている。
かなりのオーディションを受けている。
オーディションを受けるということはテストを経ているということ。
オーディションを終えた時には落ち着いた気持ちで映画に臨むことが出来た。
これまではそうだったが、今回はオーディションを全く受けずにこの役をやった。
自分としては心配になった。映画そのもの撮影そのものがテストになるということ。
Q(司会):
今回オーディション無しだった理由は?
A(ピエール):
今まで多くのオーディションをやっていて、監督とは8本やってて、
自分の能力や可能性は監督も解っていて、今回はオーディション不要となったと思う。
監督は脚本の時点で役者を思い描いて書いているということもある。
Q(観客):
脚本を書く時点でピエールさんに相談されたようなことは?
A(ピエール):
この映画の構想は4年前。そして事件が起こった。
その時は感情的に巻き込まれる様な動揺する素材だったので、時間が経つのを待った。
この映画は複雑な構造なので、共同脚本家が必要で、2人の脚本家を置いた。
全ての脚本が完成してから監督は役者と話したので、
脚本の段階で役者に相談することは無かった。
・・・・・
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2本目に観賞したのはWORLD CINEMA部門のイタリア映画


「WORLD CINEMA」とは、カンヌ、ベルリン、ヴェネチアなどの海外の映画祭で話題になった作品の内、
2012年8月末時点で日本での劇場公開が決まっていない作品を上映する部門である。
映画

第69回ヴェネツィア国際映画祭・コンペティション部門に出品された作品で、
ファブリッツォ・ファルコさんがマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を受賞している。
監督、脚本:マルコ・ベロッキオさん
プロデューサ:リッカルド・トッツィさん
脚本:ヴェロニカ・ライモさん、ステファノ・ルッリさん
出演:イザベル・ユペールさん、トニ・セルヴィッロさん、アルバ・ロルヴァケルさん、
ミケーレ・リオンディーノさん、マヤ・サンサさん、ピエール・ジョルジョ・ベロッキオさん他
製作国:イタリア、フランス
製作年:2012年
上映時間:110分
2009年のイタリア。
17年もの間昏睡状態が続いていた少女の尊厳死について論争が吹き荒れた。
尊厳死という難しい問題を扱った作品だが、
自分自身や家族に同じ様な問題が降りかかった場合、
どうすれば良いのか・・・深く考えさせられた作品である。
この作品は、いくつかの物語が並行で進み、
少々頭を使わないと正確に物語を追うことが難しくなってしまうことも・・・。
・・・・・
上映後にQ&A。
登壇者は俳優のピエール・ジョルジョ・ベロッキオさん。

Q(司会):
この作品にピエールさんが参加することになった経緯は?
A(ピエール):
監督は私の父。彼の映画には何本も出ている。
かなりのオーディションを受けている。
オーディションを受けるということはテストを経ているということ。
オーディションを終えた時には落ち着いた気持ちで映画に臨むことが出来た。
これまではそうだったが、今回はオーディションを全く受けずにこの役をやった。
自分としては心配になった。映画そのもの撮影そのものがテストになるということ。
Q(司会):
今回オーディション無しだった理由は?
A(ピエール):
今まで多くのオーディションをやっていて、監督とは8本やってて、
自分の能力や可能性は監督も解っていて、今回はオーディション不要となったと思う。
監督は脚本の時点で役者を思い描いて書いているということもある。
Q(観客):
脚本を書く時点でピエールさんに相談されたようなことは?
A(ピエール):
この映画の構想は4年前。そして事件が起こった。
その時は感情的に巻き込まれる様な動揺する素材だったので、時間が経つのを待った。
この映画は複雑な構造なので、共同脚本家が必要で、2人の脚本家を置いた。
全ての脚本が完成してから監督は役者と話したので、
脚本の段階で役者に相談することは無かった。
・・・・・
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