2012-11-07(Wed)
第25回東京国際映画祭、東京サクラグランプリ受賞作品上映、フランス映画「もうひとりの息子」
いよいよ第25回東京国際映画祭、最後の上映作品。
当日のクロージングセレモニーで発表された東京サクラグランプリ受賞作品の上映である。
今年の東京サクラグランプリ受賞作品は、
ロレーヌ・レヴィ監督のフランス映画
「もうひとりの息子」。

監督、脚本:ロレーヌ・レヴィさん
脚本:ナタリー・ サウジョンさん
出演:エマニュエル・ドゥヴォスさん、パスカル・エルベさん、ジュール・シトリュクさん他
製作国:フランス
製作年:2012年
言語:フランス語、ヘブライ語、アラビア語、英語
上映時間:105分
イスラエルとパレスチナという難しい問題を抱えたイスラエルを背景に、
それぞれのエリアに暮らす2つの家族の数奇な運命を描いた作品。
過酷な運命を背負うことになった2つの家族。
それぞれイスラエル人とパレスチナ人。
政治的にも宗教的にも全く異なる環境下に置かれた各々の家族。
たいへん自然な流れで、105分という決して長くない上映時間の中で、
見事に事実の発覚からその後までを描写している。
いろいろと考えさせられることの多い作品だが、
同時に「楽しませる」映画としての娯楽性も意識した作りになっている様である。
芸術性も娯楽性も兼ね備えており、商業的成功も期待できる。
是非日本での一般劇場公開を楽しみに待ちたい。
・・・・・
上映は、TOHOシネマズ六本木ヒルズの最も大きな劇場、スクリーン7にて。

上映前には舞台挨拶。
登壇者は、左から、
俳優のジュール・シトリュクさん、ロレーヌ・レヴィ監督、プロデューサのヴィルジニー・ラコンブさん。

まずは監督が東京サクラグランプリと監督賞のW受賞の喜びを語る。
監督:
大きな喜びを与えてくれた。感謝を申し上げたい。
初めての女性監督の受賞だそうで、とても嬉しい。
Q(司会):
ジュールさんはイスラエル側の息子を演じている。
前回の来日は2004年の
「モア・セザール」の時でまだ子供だったが、
今回は青年になってグランプリ受賞ということで、記念すべき来日になったのでは?
A(ジュール・シトリュク):
初めて日本に来た時は日本に恋してしまった。
2回目日本に来て、グランプリをもらって誇りに思う。
私は次から次へと映画に出演するタイプの俳優ではない。
シナリオを選び、関心のある役しかやらない。深く入り込める役を選んでいる。
今回は自分にとって大切な映画を紹介することが出来て嬉しい。
Q(司会):
去年の東京サクラグランプリも
「最強のふたり」というフランス映画で、
大ヒット公開中だが、期待するか?
A(ヴィルジニー・ラコンブ):
「最強のふたり」は世界的な成功をしていて素晴らしいと思う。
私達の映画を日本の方々に気に入ってもらえると嬉しい。
それぞれの映画はそれぞれの異なる道のりを辿っていくと思う。
そしてそれぞれの観客がいると思う。
今回2つの賞をもらって感動している。監督賞も私にとっても嬉しい。
Q(司会):
監督から最後に観客の皆さんへ一言。
A(監督):
2つの家族の物語。その2つの家族に驚くべきことが起こる。
そしてアイデンティティの問題が起こる。
この作品はイスラエルで撮影された。ユダヤ側とアラブ側とで撮影。
これは家族の映画であり、母親にオマージュを送っている映画でもある。
そして兄弟の映画でもある。希望の映画でもあることを望む。
観終わった後に心が軽くなったと思ってもらえると嬉しい。
・・・・・
今年の東京国際映画祭でも多くの素晴らしい作品に出逢うことが出来た。
特に最後の
「もうひとりの息子」は素晴らしい作品だった。
来年の第26回東京国際映画祭にも期待したい。

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当日のクロージングセレモニーで発表された東京サクラグランプリ受賞作品の上映である。
今年の東京サクラグランプリ受賞作品は、
ロレーヌ・レヴィ監督のフランス映画


監督、脚本:ロレーヌ・レヴィさん
脚本:ナタリー・ サウジョンさん
出演:エマニュエル・ドゥヴォスさん、パスカル・エルベさん、ジュール・シトリュクさん他
製作国:フランス
製作年:2012年
言語:フランス語、ヘブライ語、アラビア語、英語
上映時間:105分
イスラエルとパレスチナという難しい問題を抱えたイスラエルを背景に、
それぞれのエリアに暮らす2つの家族の数奇な運命を描いた作品。
過酷な運命を背負うことになった2つの家族。
それぞれイスラエル人とパレスチナ人。
政治的にも宗教的にも全く異なる環境下に置かれた各々の家族。
たいへん自然な流れで、105分という決して長くない上映時間の中で、
見事に事実の発覚からその後までを描写している。
いろいろと考えさせられることの多い作品だが、
同時に「楽しませる」映画としての娯楽性も意識した作りになっている様である。
芸術性も娯楽性も兼ね備えており、商業的成功も期待できる。
是非日本での一般劇場公開を楽しみに待ちたい。
・・・・・
上映は、TOHOシネマズ六本木ヒルズの最も大きな劇場、スクリーン7にて。

上映前には舞台挨拶。
登壇者は、左から、
俳優のジュール・シトリュクさん、ロレーヌ・レヴィ監督、プロデューサのヴィルジニー・ラコンブさん。

まずは監督が東京サクラグランプリと監督賞のW受賞の喜びを語る。
監督:
大きな喜びを与えてくれた。感謝を申し上げたい。
初めての女性監督の受賞だそうで、とても嬉しい。
Q(司会):
ジュールさんはイスラエル側の息子を演じている。
前回の来日は2004年の

今回は青年になってグランプリ受賞ということで、記念すべき来日になったのでは?
A(ジュール・シトリュク):
初めて日本に来た時は日本に恋してしまった。
2回目日本に来て、グランプリをもらって誇りに思う。
私は次から次へと映画に出演するタイプの俳優ではない。
シナリオを選び、関心のある役しかやらない。深く入り込める役を選んでいる。
今回は自分にとって大切な映画を紹介することが出来て嬉しい。
Q(司会):
去年の東京サクラグランプリも

大ヒット公開中だが、期待するか?
A(ヴィルジニー・ラコンブ):

私達の映画を日本の方々に気に入ってもらえると嬉しい。
それぞれの映画はそれぞれの異なる道のりを辿っていくと思う。
そしてそれぞれの観客がいると思う。
今回2つの賞をもらって感動している。監督賞も私にとっても嬉しい。
Q(司会):
監督から最後に観客の皆さんへ一言。
A(監督):
2つの家族の物語。その2つの家族に驚くべきことが起こる。
そしてアイデンティティの問題が起こる。
この作品はイスラエルで撮影された。ユダヤ側とアラブ側とで撮影。
これは家族の映画であり、母親にオマージュを送っている映画でもある。
そして兄弟の映画でもある。希望の映画でもあることを望む。
観終わった後に心が軽くなったと思ってもらえると嬉しい。
・・・・・
今年の東京国際映画祭でも多くの素晴らしい作品に出逢うことが出来た。
特に最後の

来年の第26回東京国際映画祭にも期待したい。

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