2013-04-08(Mon)
映画「八月の鯨」
先月末、神保町の岩波ホールで映画
「八月の鯨」を観て来ました

この作品は、1987年にアメリカで製作され、日本での公開は1988年11月。
岩波ホールの創立20年記念として上映され、
ロングヒットを記録し、たいへん話題になった作品。
当時、みっきぃパパは映画が大好きだった高校1年生の頃で、
その作品がこの度、岩波ホール創立45年記念で再上映されました。
あれからもう25年・・・と感慨深く、
またあの名作がこの岩波ホールで上映されるという嬉しさも入り混じった思いだった。
映画
「八月の鯨」・・・
監督:リンゼイ・アンダースン
脚本:デイヴィッド・ベリー
音楽:アラン・プライス
撮影:マイク・ファッシュ
出演者:リリアン・ギッシュ(セーラ)、ベティ・デイヴィス(リビー)他
製作国:アメリカ
製作年:1987年
日本公開年:1988年
ストーリー・・・
目の不自由な姉リビー(ベティ・デイヴィス)と妹のセーラ(リリアン・ギッシュ)は、
今年もアメリカ・メイン州の海沿いにあるセーラの別荘にやって来る。
姉妹は若い頃から、8月になると入り江に姿を現すクジラを見るのが楽しみだった。
姉リビーは、目が不自由になり人に頼らなければ生きて行けなくなった自分に苛立ち、
ついつい献身的に長年世話をしてくれている妹のセーラにもきつく接してしまう。
そして・・・
当時、主役の老姉妹を演じたのが、
往来の名女優リリアン・ギッシュ(93歳)とベティ・デイヴィス(79歳)
だったいうのが非常に話題となった。
また、14歳年下のベティ・デイヴィスが姉を演じ、
リリアン・ギッシュが妹を演じたというのも興味深い。
今更解説は不要かもしれないが・・・、
リリアン・ギッシュはサイレント時代の大女優で、
「國民の創生」や
「イントレランス」等に出演。
そして、ベティ・デイヴィスはハリウッド黄金時代の大女優。
キム・カーンズの1981年の大ヒット曲、
「ベティ・デイビスの瞳(原題:Bette Davis Eyes)」で歌われた人物でもある。
リリアン・ギッシュは1993年に死去。
ベティ・デイヴィスは
「八月の鯨」日本公開の翌年1989年に死去。
・・・・・
登場人物の少ない作品。
別荘の中と外とで静かに繰り広げられる老人達の会話が興味深い。
静かな会話の中でも姉リビーのスパイスの効いた発言にヒヤリとさせられるシーンが多々あり、
一見単調に思えるが、変化があり人間関係の細かな部分を見事に表現した脚本が素晴らしい。
そして、英語のセリフが非常に聞きやすい。
ゆっくりとした口調でキレイに語られるセリフの一つ一つが美しい。
英語の勉強をするのに、教材としても丁度良いのではないかと思える作品。
アジサイの花を手に取る老姉妹のシーン、非常に芸術性を感じさせるカットが印象的。
もう既に観賞した人は多いと思うが、まだ観てない方は観賞すべき作品です!
みっきぃパパ
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この作品は、1987年にアメリカで製作され、日本での公開は1988年11月。
岩波ホールの創立20年記念として上映され、
ロングヒットを記録し、たいへん話題になった作品。
当時、みっきぃパパは映画が大好きだった高校1年生の頃で、
その作品がこの度、岩波ホール創立45年記念で再上映されました。
あれからもう25年・・・と感慨深く、
またあの名作がこの岩波ホールで上映されるという嬉しさも入り混じった思いだった。
映画

監督:リンゼイ・アンダースン
脚本:デイヴィッド・ベリー
音楽:アラン・プライス
撮影:マイク・ファッシュ
出演者:リリアン・ギッシュ(セーラ)、ベティ・デイヴィス(リビー)他
製作国:アメリカ
製作年:1987年
日本公開年:1988年
ストーリー・・・
目の不自由な姉リビー(ベティ・デイヴィス)と妹のセーラ(リリアン・ギッシュ)は、
今年もアメリカ・メイン州の海沿いにあるセーラの別荘にやって来る。
姉妹は若い頃から、8月になると入り江に姿を現すクジラを見るのが楽しみだった。
姉リビーは、目が不自由になり人に頼らなければ生きて行けなくなった自分に苛立ち、
ついつい献身的に長年世話をしてくれている妹のセーラにもきつく接してしまう。
そして・・・
当時、主役の老姉妹を演じたのが、
往来の名女優リリアン・ギッシュ(93歳)とベティ・デイヴィス(79歳)
だったいうのが非常に話題となった。
また、14歳年下のベティ・デイヴィスが姉を演じ、
リリアン・ギッシュが妹を演じたというのも興味深い。
今更解説は不要かもしれないが・・・、
リリアン・ギッシュはサイレント時代の大女優で、


そして、ベティ・デイヴィスはハリウッド黄金時代の大女優。
キム・カーンズの1981年の大ヒット曲、

リリアン・ギッシュは1993年に死去。
ベティ・デイヴィスは

・・・・・
登場人物の少ない作品。
別荘の中と外とで静かに繰り広げられる老人達の会話が興味深い。
静かな会話の中でも姉リビーのスパイスの効いた発言にヒヤリとさせられるシーンが多々あり、
一見単調に思えるが、変化があり人間関係の細かな部分を見事に表現した脚本が素晴らしい。
そして、英語のセリフが非常に聞きやすい。
ゆっくりとした口調でキレイに語られるセリフの一つ一つが美しい。
英語の勉強をするのに、教材としても丁度良いのではないかと思える作品。
アジサイの花を手に取る老姉妹のシーン、非常に芸術性を感じさせるカットが印象的。
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