中国映画「最愛の子」

シネスイッチ銀座で公開中の中国映画「最愛の子」鑑賞

saiainoko01.jpg

平日の昼間ということで空いているかと思ったら、
金曜日はレディースデーだったらしく、結構混雑

saiainoko02.jpg

映画「最愛の子」・・・

 監督: ピーター・チャン
 脚本: チャン・ジー
 音楽: レオン・コー
 出演: ヴィッキー・チャオ、ホアン・ボー、トン・ダーウェイ、ハオ・レイ、チャン・イー、キティ・チャン他
 製作国: 中国、香港
 原題: 親愛的/DEAREST
 製作年: 2014年
 上映時間: 130分

泣きの演出、全く悪くない。
一部フィクションを含むとはいえ、
2008年に実際に中国で起きた誘拐事件を元にしている作品なので、
強い説得力がある。

度々登場する複雑に絡み合った電線のアップのカット。
印象深いカットだが、事件が解決しても尚も複雑に絡み合う人間関係を象徴している様である。

誘拐された子供と育ての親との関係。或いは生みの親との関係。
被害者と加害者の関係。被害者と加害者の家族との関係。
同様の境遇に置かれた人々の関係・・・。

巧みな脚本により、顕在化した人間関係だけでなく、
多くの潜在的な細かな人間関係を自然に描写している。

非難されるべきは勿論加害者である誘拐犯であるが、
加害者家族にも温かい目線を向けた所が好感が持てる。
加害者家族は加害者ではないのだから。

広東省シンセン市で誘拐された3歳の男の子。
誘拐犯とその妻に育てられ、3年後6歳で発見された時、既に生みの親を忘れており、
育ての親を実の親として認識してしまっていたという非常に切ない物語。
日本映画の名作「八日目の蝉」を思い出す。

chirashi-youkamenosemi.jpg

4歳の子を持つ親としては、
我が身に置き換えて1シーン1シーンを色々考えながら観てしまった。

また、この作品では、ストーリーの背景に中国の抱える数々の社会問題を散りばめている。
児童売買、詐欺、一人っ子政策、沿岸部の大都市と内陸部との貧富の格差・・・。

130分というやや長めの作品だが、長さを全く感じさせない。
これも優秀な脚本によるところが大きい。

この作品で更に特筆すべきは、俳優陣の演技力。
素晴らしいの一言に尽きる

シネスイッチ銀座では今週金曜日までの上映だが、
全国の劇場で順次公開予定。
オススメ作品

みっきぃパパ

ランキング参加中です。ぷちっと押してね矢印
にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ アラフォーサラリーマンへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

ランキング参加中
ランキング参加中です。一日一回ぷちっと押してね矢印
プロフィール

みっきぃパパ

Author:みっきぃパパ
家族:みっきぃママ、みっきぃ(長男)、娘(長女)
職業:外資系エンジニア
年齢:アラフォー
キーワード:旅行、ゴルフ、映画、ラーメン、ミスチル、シンディ・ローパー

FC2カウンター
最新記事
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
検索フォーム
のんびり♪みっきぃライフ
bnr_mickeylife.jpg
リンク
カテゴリ
月別アーカイブ
みっきぃパパへの連絡

名前:
メール:
件名:
本文: