2011-02-26(Sat)
アメリカ映画「ヒア アフター」(クリント・イーストウッド監督作品)
2月19日(土)に全国で公開になったアメリカ映画
「ヒア アフター」、
今週金曜日ユナイテッドシネマにて観賞

クリント・イーストウッド監督作品。
製作総指揮: スティーヴン・スピルバーグさん。
出演: マット・デイモンさん、セシル・ドゥ・フランスさん
クリント・イーストウッドさんは、ご存知の通り、
1960年代から俳優として活躍し、
70年代からは監督としても数々の名作を世に送り出している人物。
現在なんと80歳。
クリント・イーストウッド監督が手掛けた近年の秀作としては、
「グラン・トリノ」、
「硫黄島からの手紙」、
「父親たちの星条旗」、
「インビクタス/負けざる者たち」
等が思い出される。
第84回キネマ旬報ベスト・テン(2010年)、外国映画ベスト・テン第2位:
「インビクタス/負けざる者たち」
第83回キネマ旬報ベスト・テン(2009年)、外国映画ベスト・テン第1位:
「グラン・トリノ」。
第80回キネマ旬報ベスト・テン(2006年)、外国映画ベスト・テン第1位:
「父親たちの星条旗」。
第80回キネマ旬報ベスト・テン(2006年)、外国映画ベスト・テン第2位:
「硫黄島からの手紙」。
・・・・・
「ヒア アフター」は、「生」と「死」をテーマにした作品。
「生きる喜び」とは・・・?
ちなみに、タイトルのHereafterとは、来世という意味である。
東南アジアを襲った大津波による災害のシーンから映画は始まる。
「轟音」と「静寂」、「動」と「静」の巧みな描写が印象的である。
水中に浮遊するぬいぐるみの顔が目に焼きつく。
東南アジアのあるリゾート地で津波に遭遇し臨死体験をしたフランス人の女性ジャーナリスト。
死者の声を聞くことができるサンフランシスコに暮らす霊能者。
双子の兄を事故で失ったロンドンの少年・・・。
パリ、ロンドン、サンフランシスコでの3つの物語が並行で進み、
それらはロンドンで交錯する。
「死」を身近に感じた経験を持つ3人が、やがて「生きる喜び」を見つけていく・・・。
全く異なる場所で進む全く違う3つの物語。
それらが結びついていくストーリー展開も興味深い。
また、この映画では「会話」が面白い。
一言一言に意味を持つ深い会話のひとつひとつに引き込まれる。
作品全体を眺めると、最初の津波のシーンがたいへん強いインパクトを受けるが、
その後のストーリー展開は割と淡々と進んでいく。
しかし、一番面白いのは「会話」である。
脚本の良さが光る
料理教室のシーンが出て来るが、教室での会話も良い感じである。
ストーリー・・・
フランス人女性ジャーナリスト・マリー(セシル・ドゥ・フランスさん)は、
東南アジアの海辺のリゾート地で休暇を楽しんでいる。
朝、買い物をしている時、巨大な津波に遭遇し、その時に臨死体験をする。
そしてマリーはパリへ戻り、テレビ番組のキャスターとして現場復帰するが、
臨死体験の時に見た光景が忘れられない・・・。
サンフランシスコに暮らすアメリカ人の霊能者・ジョージ(マット・デイモンさん)は、
自分の「能力」を呪い、現在は霊能者として死者と話すことを避けて生きている。
人生を変えようと通い始めた料理教室で、若い女性メラニーと親しくなるが、
「能力」が災いし、メラニーはジョージの元を去っていく・・・。
イギリスのロンドンに暮らす少年・マーカスは、大好きな双子の兄を突然の事故で失う。
兄の死を受け入れられず、兄との再会を望んでいる・・・。
「死」を身近に経験した3人は、あるきっかけからロンドンのブックフェアで出逢う。
そして・・・。
・・・・・
「死」を深く考えることで、「生きる喜び」を感じることのできる「希望」の物語。
ところで、フランス人女性ジャーナリスト・マリーを演じたセシル・ドゥ・フランスさんは、
昨年公開された映画
「シスタースマイル ドミニクの歌」の主演女優さん。
今回の
「ヒア アフター」でも素晴らしい演技を見せてくれた。

映画
「ヒア アフター」、興味のある方は是非劇場まで!
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今週金曜日ユナイテッドシネマにて観賞


クリント・イーストウッド監督作品。
製作総指揮: スティーヴン・スピルバーグさん。
出演: マット・デイモンさん、セシル・ドゥ・フランスさん
クリント・イーストウッドさんは、ご存知の通り、
1960年代から俳優として活躍し、
70年代からは監督としても数々の名作を世に送り出している人物。
現在なんと80歳。
クリント・イーストウッド監督が手掛けた近年の秀作としては、




等が思い出される。








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「生きる喜び」とは・・・?
ちなみに、タイトルのHereafterとは、来世という意味である。
東南アジアを襲った大津波による災害のシーンから映画は始まる。
「轟音」と「静寂」、「動」と「静」の巧みな描写が印象的である。
水中に浮遊するぬいぐるみの顔が目に焼きつく。
東南アジアのあるリゾート地で津波に遭遇し臨死体験をしたフランス人の女性ジャーナリスト。
死者の声を聞くことができるサンフランシスコに暮らす霊能者。
双子の兄を事故で失ったロンドンの少年・・・。
パリ、ロンドン、サンフランシスコでの3つの物語が並行で進み、
それらはロンドンで交錯する。
「死」を身近に感じた経験を持つ3人が、やがて「生きる喜び」を見つけていく・・・。
全く異なる場所で進む全く違う3つの物語。
それらが結びついていくストーリー展開も興味深い。
また、この映画では「会話」が面白い。
一言一言に意味を持つ深い会話のひとつひとつに引き込まれる。
作品全体を眺めると、最初の津波のシーンがたいへん強いインパクトを受けるが、
その後のストーリー展開は割と淡々と進んでいく。
しかし、一番面白いのは「会話」である。
脚本の良さが光る

料理教室のシーンが出て来るが、教室での会話も良い感じである。
ストーリー・・・
フランス人女性ジャーナリスト・マリー(セシル・ドゥ・フランスさん)は、
東南アジアの海辺のリゾート地で休暇を楽しんでいる。
朝、買い物をしている時、巨大な津波に遭遇し、その時に臨死体験をする。
そしてマリーはパリへ戻り、テレビ番組のキャスターとして現場復帰するが、
臨死体験の時に見た光景が忘れられない・・・。
サンフランシスコに暮らすアメリカ人の霊能者・ジョージ(マット・デイモンさん)は、
自分の「能力」を呪い、現在は霊能者として死者と話すことを避けて生きている。
人生を変えようと通い始めた料理教室で、若い女性メラニーと親しくなるが、
「能力」が災いし、メラニーはジョージの元を去っていく・・・。
イギリスのロンドンに暮らす少年・マーカスは、大好きな双子の兄を突然の事故で失う。
兄の死を受け入れられず、兄との再会を望んでいる・・・。
「死」を身近に経験した3人は、あるきっかけからロンドンのブックフェアで出逢う。
そして・・・。
・・・・・
「死」を深く考えることで、「生きる喜び」を感じることのできる「希望」の物語。
ところで、フランス人女性ジャーナリスト・マリーを演じたセシル・ドゥ・フランスさんは、
昨年公開された映画

今回の


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