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東日本大震災ドキュメンタリー映画「無常素描」

3月11日に発生した東日本大震災がちょうど100日経った6月18日(土)、
世界で初めて東日本大震災をテーマにしたドキュメンタリー映画が公開された。

大宮浩一監督作品「無常素描(むじょうそびょう)」。
75分のドキュメンタリー映画。

chirashi-mujosobyo.jpg

オーディトリウム渋谷にて、
まずは6月17日(金)19:30に英語字幕付きの先行上映が行われ、
そして6月18日(土)から1日5回の上映開始。

mujo1.jpg

シアターイメージフォーラムでエチオピア映画「テザ 慟哭の大地」を観た後、
オーディトリウム渋谷へ移動し、2回目の14:30からの上映回で観賞。

上映終了後には大宮監督の舞台挨拶およびQ&Aがあった。

4月末から5月初旬にかけて撮影された、津波の被害を受けた被災地の映像。

撮影時期が冒頭に字幕で紹介される以外は、
場所、日時、登場する人物の名前など一切出てこない。

余計な音楽も無い。

まさにこの作品は「無常」感を表現した「素描」である。

撮影スタッフを乗せた車が被災地へと走る。
一見して普通の街並み。
しかし、海へと下りていく坂の途中から突然瓦礫となる海沿いの街。
とにかく悲しい。

また、被災地の方々のインタビュー一つ一つにも深い意味を感じる。
やはり悲しい。

・・・・・

上映終了後、大宮監督が登壇し、舞台挨拶および観客とのQ&Aが行われた。

1、何故この作品を作ったのか?

自分は東北出身で、自分が忘れないように作ったというのが本音。

2、前日の先行上映時のQ&Aでの英語の新聞の方からの質問について

「日本人は何故すぐにものを忘れるのか?」という質問を受けた。
恐らく原発のことだろう。唯一の被爆国なのに・・・。
日本人を代表して答えられないので、うやむやに答えた。

ある街では、津波記念碑を埋めて道路を作った。
それが明治か昭和かいつの津波かは分からないが・・・。
その記念碑が今回の津波で出て来た。
日本人は積極的に忘れようとしているのか・・・?
それがメンタリティ?
それを海外の人達は不思議がる。

実は今日が震災からちょうど100日目。
これは忘れない為の映画である。
100年、200年経って、この映画がいつの津波のことか分からなくなっても、
津波があったことを忘れないでいたい。

文字情報も、最初の撮影日の情報以外は入れていない。

3、「報道」と「映画」の役割の違いについて

「報道」は適切な情報を伝えるのが役割。

「映画」が伝えるものはそれとは違う。
映像を観てもらいたい。
文字情報を入れれば、それは「文字を読め」ということ。
音楽であれば、ここで泣いてほしいとか、ここで心を弾ませてほしいとか・・・。
引き算をしていった結果がこの映画。

・・・・・

人間なので「忘れる」のは仕方がないが、やはりこのような災害に対しては、
「忘れない努力」は必要なのではないか?

映画の中には、あるお寺の僧侶のインタビューも出て来る。
「忘れないようにする」ということに関しての意見であった。

今回の震災については、今後もドキュメンタリー映画などが製作され公開されていくと思う。

「忘れない」ためにも、このような作品に関心を持っていきたいと思う。

今後は、大阪、名古屋、神戸、金沢で順次公開予定となっている。
この作品を観る機会があったら、是非一度劇場に足を運んでみることをお勧めしたい。

・・・・・

最後に劇場ロビーで、パンフレットに大宮監督にサインをしていただきました。

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