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記録映画「遙かなるふるさと 旅順・大連」(羽田澄子演出)

神保町の岩波ホールで上映中の日本映画「遙かなるふるさと 旅順・大連」、
今週月曜日、11:30の上映回にて観賞

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平日の午前中の上映だったが、満席になる盛況ぶり。
上映最終週だったので、駆け込みが多かったのかもしれない。

観客のほぼ全員が60代終わりから70代以上という、
非常に平均年齢の高い客層だった。
女性の方が多め。

平日の午前中という要素もあったからだと思うが・・・。

・・・・・

大正15年(1926年)、
中国東北部・旧満州大連に生まれた記録映画作家・羽田澄子(はねだすみこ)さん。

昭和20年(1945年)、19歳の時、日本敗戦も大連で経験した。

大連、そして旅順は羽田さんが青春時代を過ごした大切な街だった。
しかし、戦後旅順、大連は長く外国人に閉ざされた都市だった。
特に旅順は、中国にとって重要な軍港のある都市であり、
対外的に全面開放されたのは、平成21年(2009年)になってからのことだった。

この作品は、羽田さんの故郷が全面解放された時に企画されたツアーに参加し、
撮影された記録映画である。

現在の羽田さんの東京の住まいの紹介から入るこの作品。
ここに住むことになったきっかけ、
そして、その閑静な住宅街の変遷などにも触れる。

常に街の発展ぶりの喜びの裏側にある、時代の移り変わりの寂しさも、
この冒頭のシーンで既に十分味わわせてくれる。

現地、旅順、大連の変貌ぶりは、想像通り凄まじいものがある。

80年前から60年近く前の旅順、大連の様子を良く知る方々のお話には説得力があり、
特別この地域に興味が無かったが、
全てのお話に深くのめり込んで聴き入ってしまった。

映画全般、ナレーションの声も心地良い。

羽田さん始め、ツアー参加者達がかつて暮らした家々には、
現在見知らぬ中国人の家族達が暮らしている。
現在の住人達が羽田さん達を快く家に招き入れ、見学させる姿が印象的だった。

そして最後にまた東京の住まいの様子。

時の流れは止めることは出来ないし、
時を止めることにあまりメリットは感じない。
時間の流れに従い、街は変貌し人々の暮らしも良くなっていく。
「時間」は尊いものだと思う。
しかし、今より良い未来を築くためには、
過去を忘れず未来に役立てていく必要があると思う。

そんなことを感じさせてくれたこの作品、
機会があればまた観てみたいと思う。

みっきぃパパ

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